山口拓美
日本の経済学者
山口 拓美(やまぐち たくみ、1963年〈昭和38年〉 - )は、日本の経済学者。政治経済学・経済倫理を専門とする[1]。神奈川大学経済学部教授[2]。岩手県出身[1]。
生誕 |
1963年??月??日 日本・岩手県花巻市 |
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国籍 | 日本 |
研究機関 | 神奈川大学経済学部 |
研究分野 | 経済倫理、政治経済学 |
母校 | 東北大学 |
学位 | 経済学博士 |
経歴
編集1987年から1991年まで岩手銀行在職。
1991年から1996年まで東北大学大学院経済学研究科博士課程在籍。
1996年から2011年まで神奈川大学経済学部教員。
2012年から2013年まで神奈川大学経済学部准教授。
2014年より神奈川大学経済学部教授。
著書
編集- 『利用と搾取の経済倫理:エクスプロイテーション概念の研究』(白桃書房、2013年3月)
- 『理念の経済倫理:人権,アニマルウェルフェア,脱炭素』(創風社、2023年3月)
博士論文
編集- 博士論文『マルクス経済学と本質主義』(平成12年1月20日、DOI:10.11501/3177368)
論文
編集- 『労働力利用の倫理と卓越主義』(福島大学商學論集、2007年3月23日)
- 『批判語としての“ブラック企業”、 “搾取”および“EXPLOITATION』(研究所年報 、神奈川大学経済貿易研究所、2014年3月25日)[3]
- 『マルクスの人間論と動物論 -人間主義か自然主義か』(商経論叢 、神奈川大学、2014年3月25日)[4]
- 『類的存在論の一側面について』(商経論叢 、神奈川大学、2016年7月31日)[5]
- 『標準労働日と動物虐待防止協会 -労働日のモラーリッシュな諸制限についての一考察』(商経論叢 、神奈川大学、2017年1月31日)[6]
- 『犬猫の大量生産・大量消費・大量破棄 : 公益社団法人日本動物福祉協会獣医師・調査員 町屋奈さんに聞く』(商経論叢 、神奈川大学、2018年1月)[7]
- 『日EU経済連携協定,アニマルウィルフェア,倫理的消費 : 認定NPO法人アニマルライツセンター代表理事 岡千尋さんに聞く』(商経論叢 、神奈川大学、2018年1月)[8]
- 『サンデルの経済学批判における腐敗の概念について -マルクスの疎外概念との比較』(商経論叢 、神奈川大学、2019年2月28日)[9]
- 『アニマルウェルフェア,大企業,NGO -ザ・ヒューメイン・リーグ・ジャパン上原まほさんに聞く』(商経論叢 、神奈川大学、2019年12月25日)[10]
共編著
編集学会発表
編集- 『ファクトリー・ファーミングへの社会的反応―動物および労働者保護倫理の日欧比較―』(経済理論学会第60回大会 2012年10月6日 愛媛大学)
- 『マルクスにおけるエコロジー経済学の萌芽―自然の EXPLOITATIONとその訳語に ついて―』(経済学史学会第76回全国大会 2012年5月27日 小樽商科大学)
脚注
編集- ^ a b c “神大の先生山口拓美”. 2022年12月15日閲覧。
- ^ “神奈川大学公式ホームページへ →神大の先生サイトへ 山口 拓美”. 2022年12月17日閲覧。
- ^ “批判語としての“ブラック企業”、 “搾取”および“EXPLOITATION”. 2022年12月16日閲覧。
- ^ “マルクスの人間論と動物論 -人間主義か自然主義か-”. 2022年12月16日閲覧。
- ^ “類的存在論の一側面について”. 2022年12月16日閲覧。
- ^ “標準労働日と動物虐待防止協会 -労働日のモラーリッシュな諸制限についての一考察”. 2022年12月16日閲覧。
- ^ “犬猫の大量生産・大量消費・大量破棄 : 公益社団法人日本動物福祉協会獣医師・調査員 町屋奈さんに聞く”. 2022年12月16日閲覧。
- ^ “日EU経済連携協定,アニマルウィルフェア,倫理的消費 : 認定NPO法人アニマルライツセンター代表理事 岡千尋さんに聞く”. 2022年12月16日閲覧。
- ^ “サンデルの経済学批判における腐敗の概念について -マルクスの疎外概念との比較”. 2022年12月16日閲覧。
- ^ “アニマルウェルフェア,大企業,NGO -ザ・ヒューメイン・リーグ・ジャパン上原まほさんに聞く”. 2022年12月16日閲覧。
外部リンク
編集- KAKEN 山口拓美
- 研究者情報 - 神奈川大学
- 経済学部経済学科 山口拓美教授 - 神大の先生
- 山口 拓美 教授 - ゼミ・研究室