尾澤酒造場
日本の清酒製造業者
株式会社尾沢酒造場(おざわしゅぞうじょう、OZAWA Sake Brewery Co.,Ltd.)は、日本の清酒製造業者。登記上の商号は新字体の「沢」を用いているが[2]、創業家の姓は旧字体の「澤」を用いているため[1]、ウェブサイトなどでは旧字体で尾澤酒造場(おざわしゅぞうじょう)とも表記される。
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
略称 | 尾沢酒造 |
本社所在地 |
日本 長野県長野市信州新町 新町168番地の1 |
設立 | 1820年頃[1] |
業種 | 食料品 |
法人番号 | 4100001003822 |
事業内容 |
清酒製造販売、 清涼飲料水製造販売、 漬物製造販売[1] |
代表者 | 尾澤俊昭(代表取締役)[1] |
外部リンク | http://www.misuzunishiki.co.jp/ |
概要
編集長野県長野市に本社を置く清酒製造業者である[1][3]。主に清酒の製造、販売を手掛けている[1]。蔵は標高400メートル級の山中に立地しており、そこで蔵人の手造りで清酒を醸造している[3]。生産石数は60石ほどであり[3]、日本国内の酒蔵としては小規模な酒蔵の一つである。生産量は少ないながらも、「美寿々錦」や「十九」といった銘柄が知られている。また、そのほかにも、甘酒などの清涼飲料水や、漬物の製造、販売なども手掛けている[1]。
来歴
編集文政年間(おおよそ1820年頃)に創業した[1]。長野県上水内郡信州新町の山中に蔵を構え、代々に渡って地元に向けた清酒を醸造してきた[3]。生産石数は60石ほど、蔵人も数名という小規模な蔵元であるが[3]、平成に入ると「美寿々錦」が全国新酒鑑評会で金賞を受賞するなど[4]、賞歴を重ねたことから注目を集めた。なお、2010年に信州新町が長野市に編入されたことから、蔵の住所は長野県長野市になった。
銘柄
編集清酒の代表的な銘柄は、「美寿々錦」や「十九」である。「美寿々錦」という酒名は、「信濃」の枕詞である「みすずかる」に由来するとされる[4]。また、「十九」という酒名は、人間なら二十歳で一人前になるが、清酒造りで一人前になるにはまだまだ道半ばである、との思いを込めて名付けられた[5]。
脚注
編集関連項目
編集外部リンク
編集- 株式会社尾澤酒造場 - 公式ウェブサイト
- 「十九」蔵元Blog - 公式ブログ