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尾張部(おわりべ)は、長野県長野市の東部郊外にある地域。大字西尾張部・大字北尾張部がある。

なお、本項では大字西尾張部・大字北尾張部から分かれた桜新町、大字西尾張部・大字高田から分かれた若宮一・二丁目についても取り扱う。

大字西尾張部は長野市役所古牧支所、大字北尾張部・桜新町は朝陽支所の管内である。

概要

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地名は平安時代にこの地にあったという尾張部郷がもとになっており、郷名は大和国の高尾張氏が住んだことに由来するという[1]

名古屋市から続いてきた国道19号は、西尾張部地籍で終点となる。

沿革

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大字西尾張部・大字北尾張部の範囲は、概ね1889年明治22年)以前の水内郡西尾張部村・北尾張部村の範囲に相当する。

旧西尾張部村・北尾張部村〜古牧村・朝陽村の歴史
長野市西尾張部・北尾張部の歴史

北尾張部

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北尾張部(きたおわりべ)は、長野市東部郊外の地区(大字)。郵便番号381-0014

地区中央部を国道18号が東西に横断し、東部を長野県道372号三才大豆島中御所線が南北に縦断する。地区南端には柳原一号幹線排水路(北八幡川)が流れる。

周囲は以下の大字・町丁と接する。

農地も多く残る地区であるが、国道18号沿いを中心に商業地化・住宅地化が進んでいるほか、富士通長野工場などの工場も立地している。

地区内の人口及び世帯数は、1,061世帯 2,458人(令和5年3月1日現在)[2]

交通

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国道18号を走る、長電バスの以下の路線系統が利用できる。

また、地区東部ではやや距離はあるが長野電鉄附属中学前駅も利用できる。

施設

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桜新町

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桜新町(さくらしんまち)は、長野市東部郊外の地区。郵便番号381-0013

地区北端を国道18号が走り、南端には柳原一号幹線排水路(北八幡川)が流れる。

周囲は以下の大字町丁と接する。

全域が1962年昭和37年)〜1975年(昭和50年)にかけて造成された住宅地(115,530m2[3]で、一戸建てが整然と並んでいる。町内では1丁目〜5丁目の区分が用いられるが、住所表示には使用しない。

地区内の人口及び世帯数は、340世帯 814人(令和5年3月1日現在)[2]

交通

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国道18号を走る、長電バスの以下の路線系統が利用できる。

西尾張部

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西尾張部(にしおわりべ)は、長野市東部郊外の地区(大字)。郵便番号381-0031

地区中央部を長野県道375号大豆島東和田線が南北に縦断する。地区西部を国道18号がかすめ、西方からきた国道19号が合流して終点となる。地区北端には柳原一号幹線排水路(北八幡川)が流れる。

周囲は以下の大字・町丁と接する。

地区内は区画整理が為され宅地化が進んでいるほか、県道375号沿いにはスーパーや飲食店などが進出している。

地区内の人口及び世帯数は、1,675世帯 3,712人(令和5年3月1日現在)[2]。これは若宮一・二丁目を含む値である。

交通

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市道(国道19号先線)を走る、アルピコ交通川中島バス)の以下の路線系統が利用できる。

施設

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若宮

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若宮(わかみや)は、長野市東部郊外の地区。若宮一丁目若宮二丁目がある(住居表示未実施)。郵便番号381-0032

地区西端を国道18号がかすめる。周囲は以下の大字町丁と接する。

地区内は区画整理が為された住宅地で、一戸建てやアパートが建ち並ぶが、各社の営業所なども多く立地する。

地区内の人口及び世帯数は、若宮地区のみを集計したものがないため不明。

交通

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市道(国道19号先線)を走る、アルピコ交通川中島バス)の以下の路線系統が利用できる。

施設

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脚注

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  1. ^ 「角川日本地名大辞典」
  2. ^ a b c 長野市町別人口及び世帯数 - 長野市企画政策部企画課
  3. ^ 『長野市制100周年記念誌「ふるさと朝陽」』
  4. ^ 『長野市誌 第8巻』東京法令出版、1997年10月16日、241頁。