七代目 尾上 丑之助(しちだいめ おのえ うしのすけ、2013年平成25年)11月28日[1][4][5] - )は、日本歌舞伎役者。屋号音羽屋定紋重ね扇に抱き柏替紋四つ輪歌舞伎名跡尾上丑之助」の当代[注 1]。本名は寺嶋 和史(てらじま かずふみ)[3]

しちだいめ おのえ うしのすけ
七代目 尾上 丑之助
屋号 音羽屋
定紋 重ね扇に抱き柏
生年月日 (2013-11-28) 2013年11月28日(10歳)
本名 寺嶋 和史[1][2][3]
襲名歴 1. 七代目 尾上丑之助
出身地 日本の旗 日本 東京[1]
祖父 七代目尾上菊五郎(父方)
二代目中村吉右衛門(母方)
五代目尾上菊之助

来歴・人物

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五代目尾上菊之助の長男[1][2][4][7]。父方・母方ともに歌舞伎役者の家系である。

2019年5月、歌舞伎座團菊祭五月大歌舞伎『絵本牛若丸』の源牛若丸で七代目尾上丑之助を襲名し初舞台。

2025年5月、歌舞伎座五月大歌舞伎『京鹿子娘二人道成寺』の白拍子花子、『弁天娘女男白浪』の弁天小僧菊之助、六月大歌舞伎『菅原伝授手習鑑 車引』の梅王丸、『連獅子』の狂言師左近で六代目尾上菊之助を襲名する予定。

出演

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歌舞伎

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受賞歴

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  • 国立劇場特別賞
    • 2018年3月『梅雨小袖昔八丈』紙屋丁稚長松の演技に対して
    • 2019年1月『姫路城音菊礎石(ひめじじょうおとにきくそのいしずえ)』平作倅平吉実ハ桃井国松の演技に対して
    • 2020年10月『新皿屋舗月雨暈』酒屋丁稚与吉の演技に対して
    • 2022年3月『近江源氏先陣館』高綱一子小四郎高重の演技に対して[9]
    • 2022年10月『義経千本桜』銀平娘お安実ハ安徳帝の演技に対して[10]
    • 2024年1月『勢獅子門出初台きおいじし かどでの はつだい』手古舞おふみ及び若い者文吉の演技に対して[11]
  • 国立劇場奨励賞
    • 2023年1月『遠山桜天保日記』尾花屋丁稚辰吉の演技に対して[12][13]

家族・親族

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脚注

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注釈

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  1. ^ 第五次p.124:「七代 尾上丑之助」として初出。生年月日や家系・本名を確認[6]

出典

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  1. ^ a b c d 【会見】尾上菊之助…長男の名前は「和史」|日テレNEWS24 2020年10月25日閲覧。
  2. ^ a b c d 尾上菊之助の長男、初舞台 「令和の丑之助」華々しく 歌舞伎座 27日まで:イザ! 2020年10月25日閲覧。
  3. ^ a b 菊之助が語る「團菊祭五月大歌舞伎」”. 歌舞伎美人 (2016年3月2日). 2023年3月4日閲覧。
  4. ^ a b c 尾上 丑之助 7 | 歌舞伎俳優名鑑 現在の俳優篇 2020年10月25日閲覧。
  5. ^ 公益社団法人日本俳優協会松竹株式会社・一般社団法人伝統歌舞伎保存会 共同編集発行『かぶき手帖 2020年版(歌舞伎の公式データブック)』P.107上段に「芸名 尾上丑之助|七代目」初出。|2020年5月1日発行
  6. ^ 国立劇場調査記録課 2020, p. 124.
  7. ^ 菊之助「カムカム」モモケン「朝ドラで知っていただけて良かった」”. デイリースポーツ online (2022年2月11日). 2022年2月11日閲覧。
  8. ^ 月刊誌演劇界2019年7月号 ◎特別レポート 七代目尾上丑之助 初舞台 |演劇出版社|2019年6月5日発売
  9. ^ 3月歌舞伎公演 国立劇場賞のお知らせ”. 公演関連トピックス. 日本芸術文化振興会 (2022年3月27日). 2023年3月14日閲覧。
  10. ^ 10月歌舞伎公演 国立劇場賞のお知らせ”. 公演関連トピックス. 日本芸術文化振興会 (2022年10月26日). 2023年3月14日閲覧。
  11. ^ 初春歌舞伎公演 国立劇場賞のお知らせ”. 日本芸術文化振興会ホームページ. 国立劇場:2023年度. 日本芸術文化振興会 (2024年1月27日). 2024年1月29日閲覧。
  12. ^ 国立劇場「第331回令和5年3月歌舞伎公演」プログラムP.36告知版に掲載
  13. ^ 初春歌舞伎公演 国立劇場賞のお知らせ”. 公演関連トピックス. 独立行政法人 日本芸術文化振興会 (2023年1月27日). 2023年3月14日閲覧。

参考文献

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  • 国立劇場調査養成部 調査記録課 編『歌舞伎俳優名跡便覧』(第五次修訂版)日本芸術文化振興会、2020年3月31日、全464頁。全国書誌番号:23371723 

外部リンク

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