株式会社小鳥遊書房(たかなししょぼう)は、日本出版社[2]。英米文学の研究書を中心に文学、歴史、芸術(演劇、映画)関連の書籍を刊行する[2]

株式会社小鳥遊書房
Takanashi Shobou Co., Ltd.
種類 株式会社[1]
本社所在地 日本の旗 日本
〒102-0071
東京都千代田区富士見1-7-6 飯田橋ニュー東和ビル5F[1]
設立 2018年6月14日[1]
業種 情報・通信業[要出典]
法人番号 8010001192646 ウィキデータを編集
事業内容 出版事業[2]
代表者 高梨治[1]
資本金 非公表
外部リンク 株式会社小鳥遊書房
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彩流社の編集者であった高梨治[2]と林田こずえにより2018年に設立。扱う書籍の分野は英米文学の研究書とその関連に絞られている。英米文学を専攻する大学の研究者との交流も多く、学会で発表した研究者に小鳥遊書房側から出版を提案したり、逆に研究者側が小鳥遊書房に企画を持ち込んだりすることもあるという[3]

沿革

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  • 2018年6月14日 - 設立[1]
  • 同年12月 - 刊行事業開始[2]
  • 戦後75周年として『「屍の町」太田洋子原爆作品集』を企画し、2020年8月15日に発行する[4][注 1]
  • 『日系カナダ人の移動と運動 知られざる日本人の越境生活史』(和泉真澄、2020)が、2021年度国際カナダ研究カウンシルのPierre Savard賞の外国語出版賞を受賞[5]
  • 『パッセンジャー』(リサ・ラッツ/杉山直子・訳、2021)が、第8回日本翻訳大賞最終候補作に選ばれる[6]
  • 『アヴァンギャルド・ヘミンングウェイ パリ前衛の刻印』(小笠原亜衣、2021)が、第7回日本アメリカ文学会賞を受賞する[7]
  • 『SFする思考 荒巻義雄評論集成』(荒巻義雄、2022)が、第43回日本SF大賞を受賞する[8]

脚注

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注釈

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  1. ^ 大田洋子 著、長谷川啓 編『 屍の街 ― 大田洋子原爆作品集 ―』小鳥遊書房、2020年[4]ISBN 9784909812407NCID BC01696055

出典

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  1. ^ a b c d e 会社概要/ご注文方法”. 小鳥遊書房. 2023年7月10日(UTC)閲覧。
  2. ^ a b c d e 高梨治 (2019年4月17日). “出版社のジャンルを絞ることにまつわるエトセトラ”. 版元ドットコム. 2023年7月10日(UTC)閲覧。
  3. ^ 通訳翻訳ジャーナル 2023.
  4. ^ a b 長谷川啓研究展望 大田洋子の原爆文学にみる今日的意義」『昭和文学研究』第83巻、2021年、213-216頁。
  5. ^ 2021年度国際カナダ研究カウンシルにおいて、和泉真澄 教授の著書がPierre Savard賞の外国語出版賞を受賞しました。”. 2021年度のニュース一覧(新着情報). 同志社大学グローバル地域文化学部. 2023年7月5日閲覧。
  6. ^ besttranslationaward (2022年3月25日). “第八回日本翻訳大賞 最終選考対象作品一覧”. 日本翻訳大賞 公式HP. 2023年7月5日閲覧。
  7. ^ 日本アメリカ文学会賞”. \"The American Literature Society of Japan\" Official WEB site. 日本アメリカ文学会. 2023年7月5日閲覧。
  8. ^ 日本SF作家クラブ. “第43回日本SF大賞・受賞作決定! - SFWJ:日本SF大賞”. SFWJ. 2023年7月5日閲覧。

参考文献

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  • 「翻訳出版社最前線 株式会社小鳥遊書房」『通訳翻訳ジャーナル』イカロス出版、2023年4月1日発行、128-129頁。

外部リンク

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