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小野(おの)は、長崎県諫早市南東部の地区。北高来郡小野村に由来する。

小野
おの
日章旗 日本
地方 九州地方
都道府県 長崎県
自治体 諫早市
旧自治体 北高来郡小野村
総人口
5,378
推計人口、2019年9月1日)
諫早市役所小野出張所
北緯32度50分6.24秒 東経130度5分47.37秒 / 北緯32.8350667度 東経130.0964917度 / 32.8350667; 130.0964917座標: 北緯32度50分6.24秒 東経130度5分47.37秒 / 北緯32.8350667度 東経130.0964917度 / 32.8350667; 130.0964917
所在地 〒854-0033
長崎県諫早市黒崎町181-2
小野の位置(長崎県内)
小野
小野
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諫早市小野地区(国土地理院の空中写真)

地理

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諫早市南東部に位置し、長崎県内最大の平野である諫早平野の大部分を占める。小野地区の北部は平野、南部は丘陵地帯と様相が異なり、この中央を島原鉄道線国道57号が東西方向に横切る。 北部には江戸期から明治・大正にかけての干拓地が広がり、主に水田として利用されているが、300年以上前の干拓地では住宅地や商業地もみられる[1]。長野町内の国道57号沿いにはロードサイド店舗が立ち並ぶ。 諫早湾側には諫早湾干拓事業による中央干拓地があり、畑として利用されている[2]。 南部は更新世に噴出した安山岩類からなる丘陵地帯で[3]、赤崎町の一部で畑として利用されている他は大部分を森林が占める。

山岳

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  • 蓮華石岳(280.2m) - 森山町との境界に位置する
  • 金比羅岳(246.8m) - 山頂は市の名勝に指定されている[4]

河川

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  • 本明川 - 長田地区との境界をなす
    • 宗方川 - 上流に宗方上溜池、宗方下溜池を有する
    • 半造川 - 中央地区との境界をなす
      • 川床川 - 小栗地区との境界をなす

沿革

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町名

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()内は町名設置前の字名。

  • 赤崎町(小野赤崎名、小野新田名)
  • 小野町(小野本村名)
  • 小野島町(小野島中田名、小野島西川向名、小野島東川向名)
  • 川内町(河内町)
  • 黒崎町(小野黒崎名)
  • 長野町(長野)
  • 宗方町(宗方)

交通

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鉄道

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バス

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  • 長崎県交通局 長崎県営バス[5]
    • 川口〜諫早駅前線、唐比車庫〜諫早東高前・慶師野経由〜諫早駅前線 (諫早駅前方面) - 半造 - 小野 - 本村 - 尾崎 - 黒崎 - (川口、唐比車庫方面)
    • 柳原〜西諫早ニュータウン経由〜諫早営業所線 (諫早営業所方面) - 大手橋 - 小野 - 平 - 畑ヶ田 - 水の手 - 梅の木 - 柳原
    • 不知火橋〜諫早駅前線 (諫早駅前方面) - 半造 - 小野 - 本村 - 尾崎 - 東川向町 - 小野島 - 干拓の里前 - 選果場前 - 不知火橋
  • 島原鉄道 島鉄バス
    • (諫早駅前方面) - 半造 - 小野 - 本村 - 尾崎 - 黒崎 - (愛野、小浜、島原港方面)
    • (諫早駅前方面) - 半造 - 川内町 - 曙町 - 二丁田 - 小野島 - 東川向 - 尾崎 - 黒崎 - (愛野方面)

道路

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施設

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公共

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  • 諫早市役所 小野出張所
  • 小野体育館
  • 小野公民館
  • 小野ふれあい広場
  • 諫早ゆうゆうランド干拓の里
  • 市営ソフトボール場
  • 諫早小野郵便局

教育機関

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中学校

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小学校

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商業

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大型店

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飲食店

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コンビニ

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その他

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関連人物

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脚注

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  1. ^ 写真で見る諫早湾の干拓”. 諫早湾干拓事業. 農林水産省. 2019年10月5日閲覧。
  2. ^ 諫早湾干拓事業の概要”. 諫早湾干拓事業. 農林水産省. 2019年10月5日閲覧。
  3. ^ 星住 & 宇都 2004.
  4. ^ 金比羅山頂”. 諫早市. 2019年10月5日閲覧。
  5. ^ 諫早市内主要路線図(2019年版).pdf” (pdf). 長崎県営バス. 長崎県交通局. 2019年10月4日閲覧。
  6. ^ うなぎの緒里”. ながさき旅ネット. 長崎県観光連盟 長崎県文化観光国際部観光振興課. 2019年10月4日閲覧。
  7. ^ 長崎県諫早市「選手たちが通うという焼肉屋」 焼肉(牛上)・ちゃんぽん”. 国分太一のおさんぽジャパン. おさんぽWEB事務局. 2019年10月4日閲覧。
  8. ^ 野口彌太郎記念美術館:略年譜”. 長崎市 (2013年3月1日). 2019年10月4日閲覧。
  9. ^ ノーベル化学賞・下村博士の銅像と講演”. 諫早神社 (2010年4月4日). 2019年10月4日閲覧。

参考文献

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  • 星住英夫、宇都浩三「3.12 第四紀火山岩類」『20万分の1地質図幅「熊本」』産業技術総合研究所地質調査総合センター、2004年。 

関連項目

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