小野栄
昭和時代前期の台湾総督府官僚
小野 栄(おの さかえ、1910年(明治43年)1月19日[1] - 没年不明)は、昭和時代前期の台湾総督府官僚。陸軍司政官。
経歴
編集宮城県仙台市出身[1]。1934年(昭和9年)3月、東京帝国大学法学部法律学科を卒業し、同年10月、高等試験行政科に合格[1]。1937年(昭和12年)4月、台湾総督府交通局書記に任じ、鉄道部自動車課勤務、庶務課勤務、殖産局商工課勤務を経て、1939年(昭和14年)7月、台北州蘇澳郡守に就任した[1]。その後、拓務事務官・殖産局、拓北局青年課勤務を経て、1942年(昭和17年)10月、陸軍司政官に任じた[2]。
脚注
編集参考文献
編集- 帝国秘密探偵社 編『大衆人事録 第14版 外地・満支・海外篇』帝国秘密探偵社、1943年 。
- 太田肥州 編『新台湾を支配する人物と産業史』台湾評論社、1940年 。