小野千春
日本の元女優(1951−1999)
小野 千春(おの ちはる、1951年〈昭和26年〉3月3日 - 1999年〈平成11年〉)は、日本の元女優。東京都杉並区出身。
おの ちはる 小野 千春 | |
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生年月日 | 1951年3月3日 |
没年月日 | 1999年 |
出身地 | 東京都 |
職業 | 女優 |
著名な家族 | 小野ひずる(妹) |
概要
編集1969年、国立音楽大学附属高等学校在学中にニッポン放送の座談会番組『ザ・パンチジャーナル』に出演。饒舌でよく目立つところがディレクターの目に止まり、スカウトされた。同年4月スタートのTBSテレビのドラマ『あいつの季節』でデビュー。[1]
同年4月、国立音楽大学声楽科に入学するが[2]、在学中は芸能活動を禁じられていたため、ほどなく中退する。
1970年には当時同じ芸能事務所所属だった前田武彦がいたため『笑点』の「前武の何でも入門」のアシスタントに起用され、その後大喜利コーナーで女性初の座布団運びを務めることになった[3]。笑点での愛称は「チー坊」。
1972年7月に自動車中古販売店経営する作詞家西沢爽の子息と結婚する。当時、事務所との契約がまだ残っており一悶着あったが、妹のひずるが高校卒業後に代わりとしてデビューすることで決着がついた[4]。その後しばらくして引退。
翌年の1973年10月には女児を出産。
妹・ひずるが「ヒロインステーション 2007 Vol.01」(大洋書房)のインタビューで「姉は48歳の若さで亡くなっている」と語っており、彼女の孫はひずるが「預かっている」とのことであるが死因、具体的な時期については語られていない。
出演作品
編集ドラマ
編集- あいつの季節(1969年・TBS / 日活)- 大石冬子
- 女殺し屋 花笠お竜(1970年・12ch / 国際放映)第24話「女が命を燃やすとき」
- 貴女もやせられます(1970年・CX)
- おれは男だ!(1971年・NTV / 松竹) - 生徒会長・小野夏子 ※ 第23話まで出演
- 冠婚葬祭屋(1972年・NET / 東映) - 節子
- 刑事くん 第1部(1972年・TBS / 東映)第21話「おれのオヤジは」
- だから大好き!(1972年・NTV / 国際放映・ユニオン映画)第13話「富士山・サクラ…!?」 - 芸者・民子
- 恐怖劇場アンバランス(1973年・CX / 円谷プロ)第4話「仮面の墓場」 - 西野ツル
- ご存じ金さん捕物帳(1974年・NET / 東映)第3話「あらくれ一代」
- 大江戸捜査網(1974年・12ch / 三船プロダクション)第167話「必死の金庫破り」 - おけい
- 非情のライセンス 第2シリーズ(1975年・NET / 東映)第14話「兇悪のロマン」 - 女性記者・池上実子
映画
編集- あまから物語 おんなの朝(1971年・松竹)女子店員
- 海兵四号生徒(1971年・大映)園部時子
- 喜劇 女子高生 華やかな挑戦(1975年・松竹)石井道代
バラエティ
編集- 笑点(1970年-1971年・NTV)コーナーアシスタント・座布団運び
脚注
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