小物忌神社 (酒田市飛島)
山形県酒田市飛島にある神社
小物忌神社(おものいみじんじゃ)は、山形県酒田市の離島、飛島にある神社である。旧社格は郷社[1]。なお、酒田市内には同名の神社がもう1社ある。
小物忌神社 | |
---|---|
小物忌神社 拝殿 | |
所在地 | 山形県酒田市飛島字中村甲178 |
位置 | 北緯39度11分45秒 東経139度33分13秒 / 北緯39.19592度 東経139.55369度座標: 北緯39度11分45秒 東経139度33分13秒 / 北緯39.19592度 東経139.55369度 |
主祭神 | 級長津彦命、級長戸辺命 |
社格等 | 式内小社論社・旧郷社 |
創建 | 不明 |
本殿の様式 | 切妻造 |
例祭 | 4月20日 |
主な神事 | 鳥海山火合せ神事(7月14日) |
地図 |
祭神
編集由緒
編集創建年代は不詳。社伝では大和国龍田大社からの勧請であるという。式内社の論社とされ、『神名帳考証』巻5には[2]、小物忌神社が今は飛島にあり、伝承によれば祭神は風神で、『古事記』に言う和久産巣日神であると記載されている[3]。
『山形縣神社誌』によれば、元文3年(1738年)社名を大宮神社と改めたところ、小物忌神社の名を獲得しようと至るところに小物忌神社を称する神社が現れたのだと言う。さらに同書によれば、何の証左も無く小物忌神社を称する神社が続出したことを慨した酒田市財団法人光丘文庫長の白崎良弥が、私費を投じて調査した結果、飛島の大宮神社こそが小物忌神社であることを突き止め、陳情活動などの末、昭和17年(1942年)7月10日付けにて社名を小物忌神社へ変更することが認められたとしている。
年表
編集境内の風景
編集-
小物忌神社 鳥居
-
小物忌神社 境内
-
小物忌神社 本殿