小泉 袈裟勝(こいずみ けさかつ、1918年3月10日 - 1998年)は、日本の計量史研究者。度量衡、計測の研究に尽力した。

来歴

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長野県北佐久郡浅科村(現佐久市)生まれ。1938年東京物理学校卒業。1939年商工省中央度量衡検定所に入所し、光波干渉式標準気圧計を開発、1968年工業技術院計量研究所第4部長となる。1971年退官とともに日本計量機器工業連合会常務に就任し、1976年同専務理事。1988年春、勲四等瑞宝章受勲。1992年「ものさし」で経済学博士京都大学)。日本計量史学会副会長も務めた。

編著書

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  • 『度量衡の歴史』中央計量検定所編 工業技術院中央計量検定所創立50周年記念刊行事業委員会 1961 のち原書房
  • 『単位』計量管理協会 編 コロナ社 1964 計量管理技術双書
  • 『歴史の中の単位』総合科学出版 1974
  • 『ものと人間の文化史 ものさし』法政大学出版局 1977 
  • 『英和・単位小事典』編 ジャパンタイムズ 1979
  • 『単位のおはなし』緒方健二絵 日本規格協会 1979
  • 『ものと人間の文化史 枡』法政大学出版局 1980 
  • 『単位の起源事典』東京書籍・東書選書 1982
  • 『ものと人間の文化史 秤』法政大学出版局 1982 
  • 『はかる道具のおはなし』日本規格協会 1982
  • 『続・単位のおはなし』日本規格協会 1985
  • 『単位もの知り帳』彰国社 1986
  • 八ケ岳の三万年 黒曜石を追って』法政大学出版局 1987
  • 『図解単位の歴史辞典』編著 柏書房 1989
  • 『単位のいま・むかし 古代単位からSI単位まで』日本規格協会 1992
  • 『続・単位のいま・むかし』日本規格協会 1992
  • 『数と量のこぼれ話』日本規格協会 1993

翻訳

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  • イー・アー・グリゴリエフ『小孔測定』小泉義勝共訳 コロナ社 1955

参考

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  • 宝月圭吾編 『長野県風土記』 旺文社、1986年
  • 『人物レファレンス事典 昭和・平成編』日外アソシエーツ、2003年