小沢渡町
小沢渡町 (こざわたりちょう) (英: Kozawataricho) は静岡県浜松市中央区にある地名。住居表示未実施。[1]
小沢渡町 | |
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町丁 | |
北緯34度40分44秒 東経137度40分52秒 / 北緯34.679度 東経137.681056度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 静岡県 |
市町村 | 浜松市 |
行政区 | 中央区 |
地区 | 新津地区 |
人口情報(2020年(令和2年)10月1日現在[WEB 1]) | |
人口 | 3,642 人 |
世帯数 | 1,303 世帯 |
面積(2024年(令和6年)1月1日現在[WEB 2]) | |
1.6605 km² | |
人口密度 | 2193.32 人/km² |
郵便番号 | 432-8063[WEB 3] |
市外局番 | 053(浜松MA)[WEB 4] |
ナンバープレート | 浜松[WEB 5] |
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概要
編集小沢渡町の中心部には 掛舞線が通り、この道路を中心に住宅・田畑が広がっている。町内には様々な会社が工場を構えており、掛舞線以北に工場が多数存在する。また、町の南側を通る国道1号(浜松バイパス)沿いにも運送会社の集荷施設等が多数存在する。 新橋町・倉松町・堤町・米津町・田尻町・法枝町・卸本町と共に新津地区の一部に含まれる。 浜松市市街地(浜松駅)から南西の方向に直線距離で6.3km先に所在。 町の南側は太平洋(遠州灘)に接する。
地形は全体的に平坦。地層は砂州・砂礫州が大部分を占める。一部の地域は砂丘もしくは砂丘・砂州間低地に分類されている。[2]
遠州灘沿いには津波対策として、一条堤と呼ばれる防潮堤が整備されている。[3]
隣接する町・海
編集歴史
編集- 中世は小沢渡郷と呼ばれていた。遠江国敷智郡に属していた。永禄10年8月5日の今川氏真判物写によれば、今川氏真から鈴木重時・近藤康用らに三河の吉河の替地として充行われた村の1つである。翌年暮れ今川氏真は武田信玄によって駿府を追われ、掛川城に入城したが,徳川家康がこの機に乗じて遠江に進攻し,小沢渡郷は徳川家康の支配下になった。同年のものと推定される12月12日付の徳川家康判物では、鈴木重時・近藤康用・菅沼忠久の3人に同じく安堵されている。[4]
- 旧高旧領取調帳によると、小沢渡村は明治元年時点は遠江浜松藩の藩領であった。[5]
沿革
編集- 1868年(慶応4年)9月5日 - 浜松藩が上総鶴舞藩に転封。府中藩の管轄になる。
- 1869年(明治2年)8月7日 - 府中藩が静岡藩に改称される。
- 1871年(明治4年)7月14日 - 廃藩置県により静岡県の管轄になる。
- 1876年(明治9年)8月21日 - 第2次府県統合により静岡県の管轄になる。
- 1879年(明治12年)3月12日 - 郡区町村編制法に基づく静岡県令甲第36号により敷知郡(ふちぐん)の管轄になり、敷知郡小沢渡村になる。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、敷知郡新津村の大字になる。大字名は小沢渡。
- 1896年(明治29年)4月1日 - 郡制の施行により所属郡が浜名郡になる。
- 1951年(昭和26年)3月23日 - 浜名郡新津村が浜松市に編入され、新津村は廃止。浜松市小沢渡町になる。[6]
- 2007年(平成19年)7月1日 - 浜松市が政令指定都市となり区を設置し、浜松市南区小沢渡町になる。[7]
- 2024年(令和6年)1月1日 - 浜松市の行政区再編により南区が廃止。新たに中央区が設置され、浜松市中央区小沢渡町になる。[8]
世帯数と人口
編集2020年(令和2年)9月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである。[9]
町丁 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
小沢渡町 | 1451世帯 | 3486人 |
学区
編集市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[10]
番・番地等 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|
全域 | 浜松市立新津小学校 | 新津中学校 |
地域
編集町内の警察の管轄区域は以下の通りである[11]。
番・番地等 | 警察署 | 交番・駐在所 |
---|---|---|
全域 | 浜松東警察署 | 可美公園前交番 |
病院
- 三方原病院(好生会)
- 長島医院婦人科
図書館
- 浜松市立可新図書館
宗教施設
寺社仏閣
交通
編集一般的な移動手段は車である。
- バス[12]
町内を走るバスは小沢渡線。5 (6) つの停留所を利用する事ができる。浜松駅バスターミナルに繋がる。
- 遠鉄バス 16-4小沢渡線
(浜松市総合水泳場/柏原西方面行き) ← 市営小沢渡団地 - 西小沢渡 - 西脇 - 小沢渡 - 東小沢渡 → (法枝・浅田・浜松駅方面行き)
西脇 (施設: 三方原病院) ※西脇停留所から三方原病院を経由するバスもいくつか存在する。
- 主要道路
- 新橋篠原一号線
- 静岡県道316号舞阪竜洋線(掛舞線)
脚注
編集- ^ 「住居表示実施町一覧」(PDF:37KB)
- ^ “J-SHIS Map”. www.j-shis.bosai.go.jp. 2024年1月24日閲覧。
- ^ “〜産学官民で作り上げた「静岡方式」の先駆け〜“防災先進県”ふじのくに静岡の新たなレガシー「一条堤」”. ふじのくにメディアチャンネル. 2024年1月24日閲覧。
- ^ “キーワード「新津」①-新津の地名 角川・静岡県の地名辞典(1) / 「子どもの民俗学」大藤ゆき 草戸文化 1982年 ④【再掲載 2012.8】: いま ここ 浜松”. いま ここ 浜松. 2020年9月11日閲覧。
- ^ “データベースれきはく”. www.rekihaku.ac.jp. 2020年9月11日閲覧。
- ^ “【浜松市100年のあゆみ】1950-1969年(昭和25年~昭和44年代)”. 浜松市. 2020年9月12日閲覧。
- ^ “各行政区の区域(区別町名一覧) 南区”. 浜松市. 2020年9月12日閲覧。
- ^ 浜松市. “行政区の再編について”. 浜松市公式ホームページ. 2024年1月10日閲覧。
- ^ “区別・町字別世帯数人口一覧表”. 浜松市. 2020年9月4日閲覧。
- ^ “小・中学校の通学区域”. 浜松市. 2020年9月4日閲覧。
- ^ “交番・駐在所案内”. 浜松東警察署. 2020年9月7日閲覧。
- ^ “バス停別時刻表|路線・時刻表・運賃|遠鉄バス(路線バス・空港バス・高速バス)”. info.entetsu.co.jp. 2020年9月7日閲覧。
WEB
編集- ^ “h02_22.csv”. 総務省 (2022年2月10日). 2024年10月22日閲覧。
- ^ “chuouku_menseki.xlsx”. 浜松市 (2024年3月12日). 2024年10月22日閲覧。
- ^ “静岡県 浜松市中央区 小沢渡町の郵便番号 - 日本郵便”. 日本郵便. 2024年10月21日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省 (2022年3月1日). 2024年10月22日閲覧。
- ^ “事業所案内及び管轄地域(事務所3件、分室3件)”. 一般社団法人静岡県自動車会議所. 2024年10月22日閲覧。
外部リンク
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