小池裕太
小池 裕太(こいけ ゆうた、1996年11月6日 - )は、栃木県宇都宮市出身のプロサッカー選手。Jリーグ・横浜F・マリノス所属。ポジションはディフェンダー(左サイドバック)。
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名前 | ||||||||||||||
愛称 | ユウタ | |||||||||||||
カタカナ | コイケ ユウタ | |||||||||||||
ラテン文字 | KOIKE Yuta | |||||||||||||
基本情報 | ||||||||||||||
国籍 | 日本 | |||||||||||||
生年月日 | 1996年11月6日(28歳) | |||||||||||||
出身地 | 栃木県宇都宮市 | |||||||||||||
身長 | 172cm | |||||||||||||
体重 | 68kg | |||||||||||||
選手情報 | ||||||||||||||
在籍チーム | 横浜F・マリノス | |||||||||||||
ポジション | DF(LSB) | |||||||||||||
背番号 | 26 | |||||||||||||
利き足 | 左足[1] | |||||||||||||
ユース | ||||||||||||||
2009-2011 | 宇都宮チェルトFC U‐15 / FCアネーロ宇都宮U-15 | |||||||||||||
2012-2014 | アルビレックス新潟ユース(開志学園高等学校) | |||||||||||||
2015-2018 | 流通経済大学 | |||||||||||||
クラブ1 | ||||||||||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||||||||||
2018-2019 | シント=トロイデンVV | 0 | (0) | |||||||||||
2019 | → 鹿島アントラーズ(loan) | 14 | (1) | |||||||||||
2020-2021 | セレッソ大阪 | 9 | (0) | |||||||||||
2022- | 横浜F・マリノス | 12 | (1) | |||||||||||
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1. 国内リーグ戦に限る。2024年12月8日現在。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
来歴
編集プロ入り前
編集アルビレックス新潟のアカデミー出身。2013年8月、トップチームに2種登録された[2]。流通経済大学2年次の2016年4月、特別指定選手に承認され鹿島アントラーズに選手登録[3]。同年5月18日のヤマザキナビスコカップ・グループステージ第5節湘南ベルマーレ戦で公式戦に初出場したが、チームは敗れGL敗退した[4]。同年7月、特別指定選手期間が満了した[5]。
大学3年の2017年にはユニバーシアード日本代表に選出され[6]、台北で行われた2017年夏季ユニバーシアードに出場。全6試合中4試合に先発出場し、準々決勝・イタリア戦では前半3分に先制点となるゴールを挙げた[7]。決勝・フランス戦にもフル出場し、金メダルを獲得した[8]。同年に行われた全日本大学サッカー選手権大会では、全試合フルタイムで出場し、優勝に貢献した[9]。
シント=トロイデン
編集大学4年の2018年夏にはポルトガル1部・ポルティモネンセSCでの練習に招待され練習試合でゴールを決めるなど国内外のクラブによる争奪戦となったが[10]、最終的に8月21日にベルギー1部のシント=トロイデンVVへ加入決定[11][12]。サッカー部を退部し大学を休学して渡欧したが、環境面での苦労もあり、リーグ戦を含めた公式戦への出場機会が得られないまま半年が経過した[10]。
鹿島アントラーズ
編集2019年3月26日、特別指定選手として所属していた鹿島アントラーズへ期限付き移籍[13][14]。6月14日の第15節・セレッソ大阪戦でリーグ戦デビューを果たす。ポルティモネンセへ移籍した安西幸輝の穴を埋めるような活躍を見せ、7月6日の第18節・ジュビロ磐田戦では前半40分に左タッチライン際を駆け上がってクロスを放つとそれがそのまま磐田GKカミンスキーの頭上を越えて急降下してゴールに突き刺さり[15]、これがプロ初ゴールとなった[16]。このゴールは海外の複数のメディアでも大きく取り上げられた[17][18]。 その後もレギュラーを務めたがシーズン途中で町田浩樹にポジションを奪われ、シーズン終了後に期限付き移籍期間満了により鹿島を退団した[19]。
セレッソ大阪
編集横浜F・マリノス
編集所属クラブ
編集個人成績
編集国内大会個人成績 | |||||||||||
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年度 | クラブ | 背番号 | リーグ | リーグ戦 | リーグ杯 | オープン杯 | 期間通算 | ||||
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||
日本 | リーグ戦 | リーグ杯 | 天皇杯 | 期間通算 | |||||||
2015 | 流経大D | 44 | JFL | 1 | 1 | - | - | 1 | 1 | ||
2015 | 流経大 | 26 | - | - | - | 2 | 0 | 2 | 0 | ||
2016 | 鹿島 | 38 | J1 | 0 | 0 | 1 | 0 | - | 1 | 0 | |
2018 | 流経大 | 2 | - | - | - | 2 | 0 | 2 | 0 | ||
ベルギー | リーグ戦 | リーグ杯 | ベルギー杯 | 期間通算 | |||||||
2018-19 | シント・トロイデン | 25 | ジュピラー | 0 | 0 | - | 0 | 0 | 0 | 0 | |
日本 | リーグ戦 | リーグ杯 | 天皇杯 | 期間通算 | |||||||
2019 | 鹿島 | 26 | J1 | 14 | 1 | 4 | 0 | 3 | 0 | 21 | 1 |
2020 | C大阪 | 4 | 4 | 0 | 1 | 0 | - | 5 | 0 | ||
2021 | 26 | 5 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 7 | 0 | ||
2022 | 横浜FM | 8 | 1 | 2 | 0 | 2 | 1 | 12 | 2 | ||
2023 | 3 | 0 | 3 | 0 | 2 | 0 | 8 | 0 | |||
2024 | 1 | 0 | 2 | 0 | 3 | 0 | 6 | 0 | |||
通算 | 日本 | J1 | 35 | 2 | 14 | 0 | 11 | 1 | 60 | 3 | |
日本 | JFL | 1 | 1 | - | - | 1 | 1 | ||||
日本 | 他 | - | - | 4 | 0 | 4 | 0 | ||||
ベルギー | ジュピラー | 0 | 0 | - | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
総通算 | 36 | 3 | 14 | 0 | 15 | 1 | 65 | 4 |
国際大会個人成績 | ||||
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年度 | クラブ | 背番号 | 出場 | 得点 |
AFC | ACL | |||
2019 | 鹿島 | 26 | 0 | 0 |
2022 | 横浜FM | 2 | 0 | |
2023-24 | 0 | 0 | ||
通算 | AFC | 2 | 0 |
- 出場歴
- 公式戦初出場 - 2016年5月18日 ヤマザキナビスコカップ・GS第5節 対湘南ベルマーレ戦(県立カシマサッカースタジアム)
- Jリーグ初出場 - 2019年6月14日 J1第15節 対セレッソ大阪戦 (カシマサッカースタジアム)
- Jリーグ初得点 - 2019年7月6日 J1第18節 対ジュビロ磐田戦 (カシマサッカースタジアム)
タイトル
編集クラブ
編集- 流通経済大学
- 全日本大学サッカー選手権大会:1回(2017年)
- 茨城県サッカー選手権大会(兼天皇杯茨城県予選):1回(2015年)
- 横浜F・マリノス
- J1リーグ:1回(2022年)
- FUJIFILM SUPER CUP:1回(2023年)
代表
編集- ユニバーシアード日本代表
個人
編集- Jリーグ・月間ベストゴール賞:1回(2019年7月)
代表歴
編集- ユニバーシアード日本代表
- 2017年夏季ユニバーシアード(2017年)
脚注
編集- ^ “鹿島特別指定の流経大MF小池、ボランチ挑戦で守備を強化しプロデビューを目指す”. サッカーキング. (2016年5月9日) 2018年6月17日閲覧。
- ^ 『ユース 酒井 高聖選手、小池 裕太選手 トップチーム登録(2種登録)』(プレスリリース)アルビレックス新潟、2013年8月23日 。2018年6月17日閲覧。
- ^ 『小池選手 2016年JFA・Jリーグ特別指定選手承認のお知らせ』(プレスリリース)鹿島アントラーズ、2016年4月6日 。2018年6月17日閲覧。
- ^ “早くも連覇消滅…前回王者・鹿島は2試合残してGL敗退が決定”. ゲキサカ. (2016年5月18日) 2018年6月17日閲覧。
- ^ 『小池 裕太 選手のJFA・Jリーグ特別指定選手期間満了について』(プレスリリース)鹿島アントラーズ、2016年7月1日 。2018年6月17日閲覧。
- ^ 『ユニバーシアード日本代表 メンバー・スケジュール【第29回ユニバーシアード競技大会(2017/台北)】』(プレスリリース)日本サッカー協会、2017年7月4日 。2018年6月17日閲覧。
- ^ “第29回ユニバーシアード競技大会(2017/台北)日程・結果 準々決勝イタリア戦”. 日本サッカー協会 (2017年8月25日). 2018年10月14日閲覧。
- ^ 『ユニバーシアード日本代表 フランスを1-0で下し、3大会ぶりの金メダルを獲得! 第29回ユニバーシアード競技大会(2017/台北)』(プレスリリース)日本サッカー協会、2017年8月30日 。2018年6月17日閲覧。
- ^ “厚い選手層、流経大でも“替えのきかない選手”…DF小池「プロ経験をどう還元できるか」”. ゲキサカ. 講談社 (2017年12月24日). 2018年10月14日閲覧。
- ^ a b 藤江直人 (2019年7月10日). “鹿島・小池裕太が明かした偽らざる本音。大学から海外へ挑戦の苦悩、「心技体」が整った磐田戦のゴールの裏側”. フットボールチャンネル. 2019年7月11日閲覧。
- ^ 現役大学生が欧州移籍!シントトロイデンに4人目日本人、流通経済大DF小池裕太の獲得発表 ゲキサカ(2018年8月21日)
- ^ 『【新加入選手のお知らせ】小池裕太選手と契約締結』(プレスリリース)シント=トロイデンVV、2018年8月21日 。2018年10月14日閲覧。
- ^ 『小池選手が期限付き移籍で加入』(プレスリリース)鹿島アントラーズ 。2019年3月26日閲覧。
- ^ 『【移籍】小池裕太選手 鹿島アントラーズへレンタル移籍のお知らせ』(プレスリリース)シント=トロイデンVV 。2019年3月26日閲覧。
- ^ “正真正銘プロ初ゴールはミスキック?鹿島DF小池裕太「正直、狙ってはない」”. ゲキサカ (2019年7月6日). 2019年7月11日閲覧。
- ^ ““想定外”の一撃にファン驚愕! 鹿島DF小池裕太、絶妙コースの左足弾でプロ初ゴール”. Football ZONE Web (2019年7月6日). 2019年7月11日閲覧。
- ^ “鹿島DF小池裕太に伊メディアも驚き「想像できない魔法。今年の最も美しいゴール」”. Goal.com (2019年7月9日). 2019年7月11日閲覧。
- ^ “鹿島DF、衝撃ロングシュート弾の反響拡大 スペイン紙感嘆「ロベルト・カルロス?」”. Football ZONE Web (2019年7月9日). 2019年7月11日閲覧。
- ^ 『小池選手の期限付き移籍期間満了』(プレスリリース)鹿島アントラーズ、2020年1月3日 。2020年1月12日閲覧。
- ^ 『小池裕太選手 完全移籍加入のお知らせ』(プレスリリース)セレッソ大阪、2020年1月11日 。2020年1月12日閲覧。
- ^ 『小池裕太選手 完全移籍加入のお知らせ』(プレスリリース)横浜F・マリノス、2021年12月20日 。2021年12月21日閲覧。
- ^ a b c 『2016年JFA・Jリーグ特別指定選手に 流通経済大の小池裕太選手を承認』(プレスリリース)日本サッカー協会、2016年4月6日 。2018年6月17日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 小池裕太 - Soccerway.com
- 小池裕太 - Soccerbase.comによる選手データ
- 小池裕太 - FootballDatabase.eu
- 小池裕太 - WorldFootball.net
- 小池裕太 - Transfermarkt.comによる選手データ
- 小池裕太 - J.League Data Siteによる選手データ
- 小池裕太 - TheFinalBall.com
- 小池裕太 (@yk_rku) - X(旧Twitter)
- 小池裕太 (@yuta_koike26) - Instagram