小樽短期大学
廃止された大学
小樽短期大学(おたるたんきだいがく、英語: Otaru Junior College)は、北海道小樽市入船4-9-1[注釈 1]に本部を置いていた日本の私立大学である。1967年に設置され、2008年に廃止された。大学の略称はOJC。
小樽短期大学 | |
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大学設置/創立 | 1967年 |
廃止 | 2008年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人共育の森学園 |
本部所在地 | 北海道小樽市入船4-9-1[注釈 1] |
学部 | 英語・経営実務科[注 1] |
概要
編集大学全体
編集- 北海道小樽市に所在した日本の私立短期大学で、設置主体は学校法人共育の森学園[1]。
- 学校法人小樽昭和学園により小樽女子短期大学として1967年に開学[2]、当初は学科数1、入学定員80名体制[3]。
- 1990年度より学科増設により2学科体制となり、1999年に小樽短期大学となり男女共学となる。
- 2004年度より再び1学科体制となる。
- 2006年度の入学生を最後に[注釈 2]、2008年に短期大学としての使命を終える[注釈 3]。
教育および研究
編集- 小樽短期大学は、英語をベースにビジネスに関する専門科目が置かれ、「観光学」と称した科目ではJR北海道の企業研修が取りいれられていたところに教育の特色があった。
- 「放送コミュニケーション演習」と称した科目ではエフエム小樽放送局の協力が得られた。
- 外国語科目にはハングル語があった。
学風および特色
編集沿革
編集基礎データ
編集所在地
編集- 北海道小樽市入船4-9-1[注釈 1]
象徴
編集- 小樽短期大学カレッジマークはオリジナルなものとしては右記資料にある[10]。
歴代学長
編集教育および研究
編集組織
編集学科
編集- 英語・経営実務科 入学定員140名[注 7]
過去の学科体制
編集設置計画のあった学科
編集専攻科
編集- なし
別科
編集- なし
取得資格について
編集附属機関
編集- 附属図書館(閉学後も「学校法人共育の森学園旧小樽短期大学附属図書館」として2023年現在も存続)[35]
研究
編集学生生活
編集部活動・クラブ活動・サークル活動
編集- 小樽短期大学で活動していたクラブ活動[38]
学園祭
編集- 小樽短期大学の学園祭は「聖丘祭」と呼ばれていた[39]。
スポーツ
編集大学関係者と組織
編集大学関係者
編集- プロジェクト:大学/人物一覧記事についての編集方針(ガイドライン)「記載する人物」により、単独記事のない人物(赤リンクまたはリンクなし)は掲載禁止となっています。記事のある人物のみ追加してください。(2021年12月)
- 歴代学長
小樽短期大学#歴代学長を参照
- 教員
出身者
編集- 川嶋留美(札幌テレビ放送契約アナウンサー。札幌映像プロダクションから派遣)
施設
編集キャンパス
編集寮
編集- 小樽短期大学には「ひじり寮」と呼ばれる学生寮があり、収容定員は20名程度となっていた。
対外関係
編集他大学との協定
編集オーストラリア
編集カナダ
編集アメリカ
編集系列校
編集社会との関わり
編集卒業後の進路について
編集編入学・進学実績
編集注釈
編集注釈グループ
編集- ^ a b 跡地は小樽昭和高校の夜間に開校していた小樽看護専門学校とエフエム小樽放送局が入っている。
- ^ a b 平成19年度より学生募集停止[4]。2006年8月4日、学校法人小樽昭和学園は札幌地裁に民事再生法の適用を申請。負債総額は約3億7800万円。学生数が減少し、2005年度以降は学生数が定員の半数を割り文部科学省からの私学助成が受給できない状況になっていた。徳島市に本社を置き四国地方で「高川予備校」を運営するタカガワの支援を受け、経営再建を目指す[5]。しかし学生募集の見通しが立たず、債権整理が困難などの理由から短大の存続を断念した。2007年度の新入生募集を停止し、2008年3月で閉校。
- ^ a b 出典[6]。但し、ホームページによると附属図書館は開放されているらしく、キャンパスも残っており、廃止認可はまだなされていないようなので正式には休校状態である
- ^ a b c d e f 女のみ
- ^ a b 最終募集となった2003年における体制[31]。
補足
編集出典
編集- ^ 文教協会'2008.
- ^ 小樽女子短期大学'1968.
- ^ 全国短大・高専職員録 昭和42年版より。
- ^ 文教協会'2007.
- ^ a b c 小樽短大の再生手続開始決定!タカガワが経営権取得! - 小樽ジャーナル(2006年8月4日)、2018年1月18日アクセス
- ^ 文教協会'2009.
- ^ 宗教ハンドブックより。
- ^ 学校法人名簿 昭和42年度より。
- ^ 小樽市史 第10巻 文化編より。
- ^ a b 日本私立短期大学協会短期大学広報委員会'1980, p. 3.
- ^ 短期大学一覧 昭和42年度 (短期大学資料)より。
- ^ 大学資料 (23)より。
- ^ 学習研究社'1966, p. 254.
- ^ 文部省'67, p. 28.
- ^ 短期大学教育 (22)より。
- ^ 短期大学教育 (44)より。
- ^ 短期大学教育 (45)より。
- ^ 文教協会'1988.
- ^ 大学資料 (106)より。
- ^ 文部省'88, p. 52.
- ^ 文教協会'1990.
- ^ 文部省'90, p. 53.
- ^ 文部省'92, p. 54.
- ^ 旺文社'1992.9, p. 156.
- ^ 文教協会'1999.
- ^ 文部省'99, p. 59.
- ^ 文教協会'2000.
- ^ 文教協会'2002.
- ^ 文教協会'2004.
- ^ a b 文教協会'2006.
- ^ 文教協会'2003.
- ^ 経営者交代!小樽短大単科から3科に再編! - 小樽ジャーナル(2008年8月22日)、2018年1月18日アクセス
- ^ 旺文社'2000.05, p. 166.
- ^ 小樽短期大学'2000, p. 29.
- ^ 学校法人共育の森学園旧小樽短期大学附属図書館 2023年5月31日閲覧。
- ^ 小樽女子短期大学研究紀要より。
- ^ 小樽短期大学研究紀要より。
- ^ 小樽短期大学'2000, p. 39-40.
- ^ a b 小樽短期大学'2000, p. 43.
- ^ 小樽短期大学'2000, p. 16.
参考文献
編集全国学校総覧
編集- 文部省調査局統計課『全国学校総覧 昭和43年版』東京教育研究所 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和64年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 1991年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 1993年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 2000年版』原書房 。
全国短期大学高等専門学校一覧
編集- 文部省『全国短期大学・高等専門学校一覧 1988年度』文教協会 。
- 文部省『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成2年度』文教協会 。
- 短大・高専教育研究会監修『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成11年度』文教協会 。
- 短大・高専教育研究会監修『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成12年度』文教協会 。
- 短大・高専教育研究会監修『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成14年度』文教協会 。
- 短大・高専教育研究会監修『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成15年度』文教協会 。
- 短大・高専教育研究会監修『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成16年度』文教協会 。
- 文部科学省『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成18年』文教協会 。
- 文部科学省『全国短期大学高等専門学校一覧 平成19年度』文教協会 。
- 文部科学省『全国短期大学高等専門学校一覧 平成20年度』文教協会 。
- 文部科学省『全国短期大学高等専門学校一覧 平成21年度』文教協会 。
蛍雪時代
編集- 旺文社編集『全国短大&専修・各種学校受験年鑑'93年(短大蛍雪 1992年9月臨時増刊号)』旺文社 。
- 旺文社編集『短大・学科内容案内号 2001 2001年受験用』旺文社 。
学研
編集- 『高3コース 7(10)』学習研究社 。
日本の私立短期大学
編集- 日本私立短期大学協会短期大学広報委員会『日本の私立短期大学』日本私立短期大学協会短期大学広報委員会 。
短期大学入学案内冊子
編集- 小樽短期大学『歴史という言葉だげでは表現できない何かがこの街にあります。』小樽短期大学。
短期大学要覧
編集- 小樽女子短期大学『小樽女子短期大学要覧 1968』小樽短期大学 。