小林隆 (陸軍軍人)
小林 隆(こばやし たかし、1893年(明治26年)3月4日[1] - 1945年(昭和20年)8月8日[1])は、大日本帝国陸軍軍人。最終階級は陸軍中将。
小林 隆 | |
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生誕 |
1893年3月4日 日本 三重県 |
死没 |
1945年8月8日(52歳没) フィリピン |
所属組織 | 大日本帝国陸軍 |
軍歴 | 1914年 - 1945年 |
最終階級 | 陸軍中将 |
経歴
編集1893年(明治26年)に三重県で生まれた[1]。陸軍士官学校第26期、陸軍大学校第36期卒業[1]。1937年(昭和12年)8月2日に陸軍歩兵大佐に進級し[2]、関東軍高級副官に着任[2]。1939年(昭和14年)3月に近衛歩兵第3連隊長に転じ[2]、1940年(昭和15年)5月に近衛歩兵第2旅団長に就任した[2]。
同年8月1日に陸軍少将に進級し[2]、12月14日に近衛歩兵団長(南方軍・第25軍・近衛師団)に着任[1]。南部仏印に進駐した[1]。太平洋戦争が開戦するとマレー作戦、シンガポール攻略に参加[1]。1942年(昭和17年)12月に第6国境守備隊長(関東軍・第4軍)に転じ[1]、1944年(昭和19年)10月16日にマニラ防衛司令官(第14方面軍)に着任し[1]、1945年(昭和20年)3月1日に陸軍中将に進級[2]。フィリピン防衛にあたるが、台湾沖航空戦の誤報や、アメリカ軍の圧倒的な攻撃により戦線は崩壊し[1]、バギオ周辺でゲリラ戦に移り[1]、8月8日に戦死[2]。
栄典
編集- 勲章
脚注
編集参考文献
編集- 福川秀樹 編著『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。ISBN 4829502738。
- 外山操 編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。ISBN 4829500026。