小林貴子 (柔道)
小林 貴子(こばやし たかこ、1968年4月2日 -)は、京都府出身の日本の柔道家。現役時代は61kg級の選手。身長159cm。得意技は内股[1]。
獲得メダル | ||
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日本 | ||
柔道 | ||
世界柔道選手権 | ||
銅 | 1989 ベオグラード | 61kg級 |
アジア大会 | ||
銀 | 1990 北京 | 61kg級 |
人物
編集京都市立柏野小学校6年の時に早くも全日本の体重別に出場を果たす。初戦で開始早々の巴投げで敗れたものの、話題となった[2]。元々は韓国籍であり、第二回福岡国際には韓国代表として出場していた。 その後京都商業高校から筑波大学に進み、大学2年の時には無差別の全日本選手権で、第一人者の田辺陽子と接戦を演じる活躍を見せて61kgの選手ながら2位となった[1]。翌年にはライバルである北田典子を破り、世界選手権代表になり3位となった[1]。その後ミキハウスに入社して1992年バルセロナオリンピック代表にもなるが、初戦で敗れて引退した[2]。その後は岡山学芸館高等学校女子柔道部監督を務めた[3]。なお、2016年には非常勤講師となり、立命館大学女子柔道部女子監督となる[4]。
主な戦績
編集- 1982年 - 全日本女子柔道体重別選手権大会 2位
- 1986年 - 全国高等学校柔道選手権大会 優勝
- 1987年 - 全日本女子柔道体重別選手権大会 3位
- 1987年 - 福岡国際 優勝
- 1988年 - 全日本柔道選手権大会 2位
- 1988年 - 福岡国際 3位
- 1988年-1989年 - 全日本学生 2連覇
- 1989年-1992年 - 全日本女子柔道体重別選手権大会 4連覇
- 1989年 - 世界柔道選手権大会 3位
- 1989年 - 福岡国際 優勝
- 1990年 - フランス国際 優勝
- 1990年 - アジア大会 2位
- 1991年 - 福岡国際 3位
(出典[1]、JudoInside.com)。
脚注
編集- ^ a b c d 「平成3年度後期全日本強化選手名鑑」近代柔道 ベースボールマガジン社、1992年2月号
- ^ a b 「ヒューマンアプローチ 小林貴子」近代柔道 ベースボールマガジン社、1993年3月号、74-75頁
- ^ 岡山学芸館高等学校 柔道部
- ^ 「全日本学生優勝大会」近代柔道 ベースボールマガジン社、2016年8月号
外部リンク
編集- 小林貴子 - JudoInside.com のプロフィール