小川高校下駅
かつて日本の茨城県小美玉市にあった鹿島鉄道の駅
小川高校下駅(おがわこうこうしたえき)は、かつて茨城県小美玉市小川にあった鹿島鉄道鹿島鉄道線の駅である。2007年(平成19年)4月1日、鹿島鉄道線の廃線にともない廃駅となった。
小川高校下駅 | |
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ホーム(2006年5月) | |
おがわこうこうした OGAWAKOUKOUSHITA | |
◄常陸小川 (0.7 km) (2.9 km) 桃浦► | |
所在地 | 茨城県小美玉市小川189番地 |
所属事業者 | 鹿島鉄道 |
所属路線 | ■鹿島鉄道線 |
キロ程 | 7.8 km(石岡起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1988年(昭和63年)4月1日 |
廃止年月日 | 2007年(平成19年)4月1日[1] |
備考 | 無人駅 |
旧・小川町における唯一の鉄道駅であった。
歴史
編集石岡南台駅に次いで新しい駅であった。当駅の開業と同時に鹿島鉄道では玉里信号場が玉里駅に昇格している。
年表
編集駅構造
編集単式ホーム1面1線を有する地上駅。線路はほぼ北西から南東に走り、線路の北東側にホームが設置されていた。
無人駅で駅舎は設けられておらず、ホームの桃浦方の端から降りている階段から直接駅に出入りした。ホーム上には上屋と長いすが設けられており、階段を下りたところに小さな自転車置き場があった。
常陸小川駅、玉造町駅、鉾田駅など、ほとんどの駅は駅舎・ホーム共に取り壊されているが、当駅は現在もホームがそのまま残されている。小川高校生徒により描かれたイラストもそのまま残されている。
駅周辺
編集駅周辺には田園地帯が広がる。駅の北側を、鹿島鉄道にほぼ並行する形で国道355号が通り、当駅から国道へは田んぼに囲まれた細い道を通って行く。当駅と常陸小川駅との間で、鹿島鉄道は園部川を渡っている。
名前のとおり茨城県立小川高等学校の下手にある駅であった。同校は駅の北東、直線距離で500メートルほどの場所に位置していたが、当駅廃止後の2013年(平成25年)3月31日に閉校している。