小川三夫
小川 三夫(おがわ みつお、1947年 - )は、日本の宮大工、寺社建築専門の建設会社「鵤工舎」の創設者。宮大工西岡常一の唯一の内弟子。
来歴
編集高校の修学旅行で法隆寺五重塔を見たことがきっかけとなり、卒業後法隆寺宮大工の西岡常一の門を叩くが断られる。
仏壇屋などで修行をした後に、22歳で西岡棟梁の唯一の内弟子となる。生前西岡は小川を評して「たった一人の弟子であるけれども、私の魂を受け継いでくれてると思います。」と述べている[1]。法輪寺三重塔、薬師寺金堂、薬師寺西塔(三重塔)の再建に副棟梁として活躍。
1997年徒弟制を基礎とした寺社建築専門の建設会社「鵤工舎」を設立。 弟子の育成とともに、国土安穏寺、国泰寺_(高岡市)ほか全国各地の寺院の改修、再建、新築等にあたる。
著書
編集外部リンク
編集脚注
編集- ^ 西岡常一・松久朋琳「木のこころ仏のこころ」P・18