小宮由紀博
小宮 由紀博(こみや ゆきひろ、1980年4月21日 - )は、日本の男性キックボクサー。埼玉県出身。スクランブル渋谷所属。
基本情報 | |
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本名 | 小宮 由紀博 |
通称 | Jの切り裂き魔[1] |
階級 | ライト級 |
身長 | 174cm |
体重 | 70kg |
国籍 | 日本 |
誕生日 | 1980年4月21日(44歳) |
出身地 | 埼玉県 |
来歴
編集2003年1月19日、第70回新空手交流大会・軽中量級(11名出場)に出場し、優勝を果たした[2]。5月3日、第14回全日本新空手道選手権大会・K-2トーナメント軽中量級(35名出場)に出場し、3位入賞[3]。
2003年7月21日、レグルス池袋所属としてJ-NETWORKでプロデビューし、3-0の判定勝ち[4]。
2004年5月30日から2005年11月6日まで8連勝を記録(2005年8月21日の試合からフォルティス渋谷所属となった)。
2006年5月17日、J-NETWORKライト級王者決定戦で梶原龍児と対戦し、0-2の判定負けで王座獲得ならず[5]。
2007年1月12日、マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟興行で行なわれた賞金100万円争奪4人トーナメント「LIGHTNING TOURNAMENT '07」に出場。KAWASAKI、山本佑機に判定勝ちし、優勝を果たした[6]。
2007年4月22日、新日本キックボクシング協会「TITANS NEOS」で石井宏樹と対戦し、1Rに2度のダウンを奪うも5Rに肘打ちで額をカットしTKO負け[7]。9月16日、「TITANS NEOS 2」で石井と再戦するも、0-2の判定負け[8]。
2007年11月9日、J-NETWORKスーパーライト級王者決定戦で寒川慶一と対戦。1Rに右肘打ちを受け左瞼をカットするも、2Rに右フックでダウンを奪った。その後、左瞼からの出血が激しくなりドクターストップによるTKO負けで王座獲得ならず[9]。
2007年12月16日、初参戦となったR.I.S.E.で末広智明と対戦し、3-0の判定勝ち[10]。
2008年8月10日、M-1ムエタイチャレンジでクンタップ・ウィラサクレックと対戦。延長Rにクンタップにバッティングによる減点1があり、3-0の判定勝ち[11]。
2008年10月5日、ニュージャパンキックボクシング連盟興行でセンチャイ・ソー・キングスターと対戦。2Rに左ストレートでダウンを奪われ、0-3の判定負け[12]。
2008年11月8日、全日本キックボクシング連盟主催のK-1ルール大会「Krush! 〜Kickboxing Destruction〜」でTATSUJIと対戦。2Rにパンチ連打でダウンを奪われ、0-3の判定負け[13]。
2009年4月1日、J-NETWORKを退会し、フリーランスとなった[14]。
2009年5月31日、フリーランスとしてRISE 55で太陽照明と対戦し、3-0の判定勝ち[15]。
2009年7月26日、RISE 57で川端健司と対戦し、3-0の判定勝ち。この試合からスクランブル渋谷所属となった[16]。
2009年10月4日・11月22日に開催されたRISE 70kg TOURNAMENT '09に出場。決勝で守屋拓郎にKO勝ちし、優勝を果たした。試合後には「世界と戦える実力をつけて、K-1のリングに上がりたい」と語った[17][18]。
2010年3月27日、K-1初参戦となったK-1 WORLD MAX 2010 〜-70kg Japan Tournament〜のリザーブファイトで久保薗ルイスと対戦し、ドクターストップによるTKO勝ち[19]。
2010年5月16日、RISE 65のメインイベントでイ・スファンと対戦し、0-3の判定負け[20]。
2010年7月5日、K-1 WORLD MAX 2010のオープニングファイトでタヒール・メンチチと対戦し、3-0の判定勝ち[21]。
戦績
編集キックボクシング 戦績 | ||||||
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40 試合 | (T)KO | 判定 | その他 | 引き分け | 無効試合 | |
30 勝 | 8 | 22 | 0 | 0 | 0 | |
10 敗 | 3 | 7 | 0 |
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
× | 名城裕司 | 3R終了 判定0-2 | 谷山ジム「ビッグバン・統一への道 其の八」 | 2012年2月25日 |
× | 森田崇文 | 4R 1:11 KO(左膝蹴り) | RISE 80 【第3代RISEミドル級王座決定戦】 |
2011年7月23日 |
○ | ダニロ・ザノリニ | 3R+延長R終了 判定3-0 | RISE 73R | 2010年12月19日 |
○ | タヒール・メンチチ | 3R終了 判定3-0 | K-1 WORLD MAX 2010 〜-70kg World Championship Tournament FINAL16 / -63kg Japan Tournament FINAL〜 【オープニングファイト】 |
2010年7月5日 |
× | イ・スファン | 3R+延長R終了 判定0-3 | RISE 65 | 2010年5月16日 |
○ | 久保薗ルイス | 3R 1:43 TKO(ドクターストップ:鼻からの出血) | K-1 WORLD MAX 2010 〜-70kg Japan Tournament〜 【オープニングファイト / リザーブファイト】 |
2010年3月27日 |
○ | 守屋拓郎 | 1R 1:51 KO(3ダウン:右ストレート) | RISE 60【RISE 70kg TOURNAMENT '09 決勝】 | 2009年11月22日 |
○ | 池井佑丞 | 3R終了 判定2-0 | RISE 60【RISE 70kg TOURNAMENT '09 準決勝】 | 2009年11月22日 |
○ | 松本勇三 | 3R終了 判定2-0 | RISE 59【RISE 70kg TOURNAMENT '09 1回戦】 | 2009年10月4日 |
○ | 川端健司 | 3R終了 判定3-0 | RISE 57 | 2009年7月26日 |
○ | 太陽照明 | 3R終了 判定3-0 | RISE 55 | 2009年5月31日 |
× | TATSUJI | 3R終了 判定0-3 | 全日本キックボクシング連盟「Krush! 〜Kickboxing Destruction〜」 | 2008年11月8日 |
× | センチャイ・ソー・キングスター | 5R終了 判定0-3 | ニュージャパンキックボクシング連盟「START OF NEW LEGEND XII 〜新しい伝説の始まり〜 Muay Thai Open 5」 | 2008年10月5日 |
○ | クンタップ・ウィラサクレック | 3R+延長R終了 判定3-0 | M-1 FAIRTEX SINGHA BEER ムエタイチャレンジ Legend of Elbows 2008 〜YOD MUAY〜 | 2008年8月10日 |
○ | MASAコバヤシ | 2R終了時 テクニカル判定3-0 | J-NETWORK「J-FIGHT in SHINJUKU 〜vol.4〜」 | 2008年7月21日 |
○ | ツグト"忍"アマラ | 3R終了 判定2-0 | J-NETWORK「Let's Kick with J 1st」 | 2008年2月29日 |
○ | 末広智明 | 3R終了 判定3-0 | R.I.S.E. DEAD OR ALIVE TOURNAMENT '07 | 2007年12月16日 |
× | 寒川慶一 | 4R 1:28 TKO(レフェリーストップ:左瞼カット) | J-NETWORK「Championship Tour of J Final」 【J-NETWORKスーパーライト級王者決定戦】 |
2007年11月9日 |
× | 石井宏樹 | 5R終了 判定0-2 | 新日本キックボクシング協会「TITANS NEOS 2」 | 2007年9月16日 |
× | 石井宏樹 | 5R 2:17 TKO(ドクターストップ:額カット) | 新日本キックボクシング協会「TITANS NEOS」 | 2007年4月22日 |
○ | 山本佑機 | 3R終了 判定3-0 | マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟「士道館新春正月興行 BREAKDOWN-1」 【LIGHTNING TOURNAMENT '07 決勝】 |
2007年1月12日 |
○ | KAWASAKI | 3R終了 判定3-0 | マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟「士道館新春正月興行 BREAKDOWN-1」 【LIGHTNING TOURNAMENT '07 準決勝】 |
2007年1月12日 |
○ | ムアンファーレッグ・ギャットウィチアン | 3R+延長R終了 判定2-1 | J-NETWORK「MACH GO! GO! '06 〜フライ級最強決定トーナメント準決勝〜 & 喧嘩火山再爆発 〜THE REMATCH 寒川×我龍〜」 | 2006年11月22日 |
○ | チョンプートン・ゲニワット | 3R終了 判定3-0 | J-NETWORK「MACH GO! GO! '06 〜フライ級最強決定トーナメント準決勝〜」 | 2006年10月1日 |
○ | 明日華和哉 | 1R 0:39 KO(右膝蹴り) | J-NETWORK「GO! GO! J-NET '06 〜STREETS of FIRE〜」 | 2006年7月25日 |
× | 梶原龍児 | 5R終了 判定0-2 | J-NETWORK「GO! GO! J-NET '06 〜Invading the DRAGON〜」 【J-NETWORKライト級王者決定戦】 |
2006年5月17日 |
○ | ヤマダ・セイケイカン | 3R終了 判定3-0 | J-NETWORK「GO! GO! J-NET '05 〜STAYING ALIVE〜」 | 2005年11月6日 |
○ | 山本佑機 | 3R+延長R終了 判定3-0 | J-NETWORK「J-FIGHT 6」 | 2005年8月21日 |
○ | 藤牧孝仁 | 3R+延長R終了 判定3-0 | 全日本キックボクシング連盟「EVOLUTION」 | 2005年6月12日 |
○ | 凱斗亮羽 | 1R終了時 TKO(ドクターストップ:右頬カット) | 全日本キックボクシング連盟「NEVER GIVE UP」 | 2005年4月17日 |
○ | 村山トモキ | 3R終了 判定3-0 | J-NETWORK「GO! GO! J-NET '05 -volcano-」 | 2005年1月21日 |
○ | グライガンワーン・オースィーブワローイ | 3R 2:05 TKO(ドクターストップ:左瞼カット) | J-NETWORK「J-FIGHT 2」 | 2004年10月17日 |
○ | 南健介 | 2R 1:57 TKO(ドクターストップ:カット) | J-NETWORK「KICK SQUAD 4」 | 2004年7月25日 |
○ | 加藤啓明 | 3R終了 判定2-0 | J-NETWORK「KICK SQUAD 3」 | 2004年5月30日 |
× | 島野智広 | 3R+延長2R 判定0-3 | J-NETWORK「Kick Squad 2」 | 2004年3月28日 |
○ | 皆川顕 | 3R終了 判定3-0 | J-NETWORK「Through The Fire」 | 2003年10月19日 |
○ | 山口貴 | 2分3R終了 判定3-0 | J-NETWORK「duel in mid summer」 | 2003年7月21日 |
獲得タイトル
編集- マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟 LIGHTNING TOURNAMENT '07 優勝(2007年)
- RISE 70kg TOURNAMENT '09 優勝(2009年)
脚注
編集- ^ [J-NETWORK] 8.21 大森:小宮、MAの双子新鋭・山本佑機と対戦 BoutReview 2005年8月21日
- ^ 第70回新空手交流大会全日本新空手道連盟公式サイト
- ^ 第14回 全日本新空手道選手権大会 新空手道連盟公式サイト
- ^ [J-NETWORK] 7.21 六本木:ダブルタイトルマッチで新王者誕生。西山、タイ人をKOで返り討ち BoutReview 2003年7月21日
- ^ [J-NETWORK] 5.17 後楽園:梶原&澤屋敷が新王者に BoutReview 2006年5月24日
- ^ [MAキック] 1.12 後楽園:小宮100万獲得。佑機が西山下す BoutReview 2007年1月19日
- ^ [新日本キック] 4.22 後楽園:石井、J-NET小宮に大苦戦 BoutReview 2007年4月23日
- ^ [新日本キック] 9.16 後楽園:石井、小宮を返り討ち BoutReview 2007年9月17日
- ^ [J-NETWORK] 11.9 後楽園:寒川慶一、小宮破り王者に BoutReview 2007年11月9日
- ^ [R.I.S.E.] 12.16 ディファ:龍二、70kgトーナメント優勝 BoutReview 2007年12月16日
- ^ [M-1ムエタイ] ワンロップ、肘で山本元気を下す BoutReview 2008年8月10日
- ^ [NJKF] ルンピニー現役王者センチャイ、小宮に判定勝ち BoutReview 2008年10月5日
- ^ [全日本キック] 山本元気、桜井洋平を3R KO。真弘もKO勝ち BoutReview 2008年11月8日
- ^ [J-NETWORK] 小宮がJ-NET退会、フリーに|5月大森メイン発表 BoutReview 2009年4月2日
- ^ [RISE] 龍二、白須との乱打戦制す。森田晃允が3階級制覇 BoutReview 2009年5月31日
- ^ [RISE] 裕樹、昇侍を殺人ローKO。小宮が川端に判定勝ち BoutReview 2009年7月26日
- ^ [RISE] 11月のJCB大会前哨戦。菅原と池井がKO勝ち BoutReview 2009年10月4日
- ^ [RISE] 龍二がMAX日本T出場権。HAYATO、引退戦は判定負け BoutReview 2009年11月22日
- ^ 【K-1MAX】コスプレ長島が涙の初優勝!激闘続きの日本トーナメントを制す 格闘技ウェブマガジンGBR 2010年3月27日
- ^ 【ライズ】K-1ファイター対決はイ・スファンに軍配、巨輝と神村エリカが鮮烈KO 格闘技ウェブマガジンGBR 2010年5月16日
- ^ 【K-1MAX】【K-1MAX】壮絶な決勝戦!ダウンの応酬の末、大和哲也が逆転KOで優勝(4) 格闘技ウェブマガジンGBR 2010年7月5日
- ^ 【ライズ】戦慄のローキック復活!裕樹が吉本光志をKO、初代ライト級王座に就く 格闘技ウェブマガジンGBR 2010年12月19日
関連項目
編集外部リンク
編集- レベルライオンブログ - ウェイバックマシン(2010年6月18日アーカイブ分)(本人のブログ)
- K-1 選手データ