寿司下駄(すしげた)は寿司を盛る木製の台。寿司台寿司盛台ともいうが、寿司職人は慣例的にゲタと呼ぶ。足のついていないものは盛り板と呼ぶ。一般に、一人前を盛りつけるには8(幅24cm、奥行き15cm、高さ6cmぐらい)のものが用いられてきた。

寿司下駄に載せられた寿司模型

木材は白木の柾目のものが好まれてきた。柾目取りされた木には、板目よりも調湿効果があり、寿司桶御櫃(おひつ)などにも使われている。