寒山寺 (青梅市)
東京都青梅市にある寺院
寒山寺 | |
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所在地 | 東京都青梅市柚木町三丁目[注 1] |
位置 | 北緯35度48分12.1秒 東経139度11分37.2秒 / 北緯35.803361度 東経139.193667度座標: 北緯35度48分12.1秒 東経139度11分37.2秒 / 北緯35.803361度 東経139.193667度 |
本尊 | 釈迦如来 |
創建年 | 昭和5年(1930年) |
歴史
編集1930年(昭和5年)に開山した。1885年(明治18年)、書家田口米舫が清国(現・中華人民共和国)に渡航し、蘇州の寒山寺を訪れた際に、寒山寺の僧侶より木造釈迦如来像を託された。帰国後、米舫は釈迦像を安置する寺の適地を探し続け、青梅鉄道(現・JR青梅線)社長で小澤酒造の当主だった小澤太平より土地が提供されて、寺を創建した[1]。
「寒山寺」といえば、張継作と言われる唐詩「楓橋夜泊」であり、橋と鐘が有名である。沢井駅から出て、寒山寺へ向かう途中、多摩川を越える橋がある。その名も「楓橋」という。もちろん鐘もある。初代の鐘は戦時中に供出させられ、現在ある鐘は1965年(昭和40年)に再造されたものである[1]。鐘を撞くこともできる[2]。
無宗派[3]・無住(住職不在)・宗教法人格無し[4]の三無の寺である[1][5]。
しかし、当寺は実質的に小澤酒造の関連施設「清流ガーデン澤乃井園」に組み込まれているので、きちんと整備されている[6]。数年に一度は、中国の寒山寺関係者も訪れ、参拝するという[5]。
交通アクセス
編集- 沢井駅より徒歩10分。
脚注
編集注釈
編集出典
編集参考文献
編集- 柴田博、相川浩子 著『武蔵野古寺巡礼(シバ巡礼シリーズ2)』シバ、1994年