富良野西岳
富良野西岳(ふらのにしだけ)は、北海道の富良野市にある標高1,330.9mの山である。山頂には一等三角点「下富良野」が設置されている[1]。北海道百名山の一つである。
富良野西岳 | |
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富良野市緑町から望む富良野西岳 | |
標高 | 1,330.9 m |
所在地 |
日本 北海道 富良野市 |
位置 | 北緯43度18分33秒 東経142度18分42秒 / 北緯43.30917度 東経142.31167度 |
山系 | 夕張山地 |
ウィキデータ項目に座標がありません | |
プロジェクト 山 |
概要
編集夕張山地北部に位置する山で、山頂南東側が崖になっている山容は山麓の富良野市からも際立つ。北にある北の峰(1,084m)の東側斜面は富良野スキー場になっている。スキー場では富良野ロープウェーが運行されており、冬期はスキー場として利用され、夏期は富良野西岳の登山に利用できる。
毎年9月には富良野トレイルランが開催されている。コースは29km・10km・ファミリーアドベンチャー(5km)の3種類がある。29kmは累積標高2,000mを越える険しいコースで、山麓から富良野西岳山頂を登った後周回し下山、再度富良野スキー場を登っては下山する。10kmは富良野西岳山頂へは行かないが富良野スキー場を周回するコースで、全区間29kmコースと重複する。ファミリーアドベンチャーコースはスタート地点から富良野スキー場の富良野ゾーン山麓で折り返し戻る全長5kmの短いコースである[2]。
山名は富良野市の西側にあることに由来するとされるが、昔はポンアシベツ岳と呼ばれていたようで、富良野市側からは芦別岳方向に見えた鋭鋒としてアイヌ語の「ポン(小さい)」をつけた山名で呼ばれていたと考えられている[3]。
登山
編集四線川沿いを登るコースやスキー場のゲレンデを登るコースなど登山道は複数ある。富良野ロープウェーを使えば稜線付近から始めることもできる。