富山都市圏

富山県富山市を中心とする都市圏

富山都市圏(とやまとしけん)は、富山県富山市を中心とする都市圏で本州日本海側で新潟大都市圏と並び最大級の人口を誇る。北陸3県の中では、単独の人口で劣る金沢都市圏石川県金沢市)を上回る規模をもつ。

富山都市圏
富山都市圏の位置(日本内)
富山都市圏
富山都市圏
北緯36度42分 東経137度13分 / 北緯36.700度 東経137.217度 / 36.700; 137.217
日本の旗 日本
都道府県 富山県の旗富山県
中心都市 富山市
面積
(2010)[1]
 • 合計 2,153.82 km2
人口
(2015)[2]
 • 合計 1,066,328人
 • 密度 500人/km2

定義

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2015年国勢調査の基準では、富山市を中心都市とした10市4町1村で都市雇用圏を構成する。2015年の圏域人口は1,066,328人である[2][3]。それまで別個の都市圏であった高岡都市圏を吸収し、富山県全域を網羅する都市圏となった。

2010年の域内総生産は4兆3421億円[4]である。

細かい定義などは都市雇用圏に則する。一般的な都市圏の定義については都市圏を参照のこと。

通勤率が最も高い地方公共団体舟橋村の53.5%であり、以下は通勤率上位5つの地方公共団体である(2015年国勢調査)。

順位 市町村 通勤率
1 舟橋村 53.5%
2 立山町 44.0%
3 上市町 34.3%
4 滑川市 27.3%
5 射水市 22.0%
都市雇用圏(10% 通勤圏)の変遷
  • 都市雇用圏を構成しない地方公共団体は、各統計年の欄で灰色かつ「-」で示す。
地方公共団体
('80)
1980年 1990年 1995年 2000年 2005年 2010年 2015年 地方公共団体
(現在)
黒部市 黒部 都市圏
72259人
魚津 都市圏
140439人
魚津 都市圏
137648人
魚津 都市圏
134411人
魚津 都市圏
131730人
富山 都市圏
729259人
富山 都市圏
1066328人
黒部市
宇奈月町
入善町 入善町
朝日町 - 朝日町
魚津市 魚津 都市圏
49512人
魚津市
滑川市 富山 都市圏
504353人
富山 都市圏
523341人
富山 都市圏
535533人
富山 都市圏
541761人
富山 都市圏
543931人
滑川市
富山市 富山市
大沢野町
大山町
八尾町
婦中町
山田村
細入村
上市町 上市町
立山町 立山町
舟橋村 舟橋村
小杉町 射水市
下村
大門町 高岡 都市圏
347645人
高岡 都市圏
353368人
高岡 都市圏
351073人
高岡 都市圏
374530人
高岡 都市圏
402535人
大島町
新湊市
高岡市 高岡 都市圏
363988人
高岡市
福岡町
氷見市 氷見市
砺波市 砺波市
庄川町 -
小矢部市 - - - - - 小矢部市
井波町 - - 高岡 都市圏 高岡 都市圏 高岡 都市圏 南砺市
福野町 - -
城端町 - - - -
平村 - - - -
上平村 - - - -
利賀村 - - - -
井口村 - - - -
福光町 - - - -

脚注

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  1. ^ 平成22年国勢調査結果”. 総務省統計局. 2016年11月19日閲覧。
  2. ^ a b 平成26年度総合調査研究(地域経済の将来動向分析に関する調査研究)”. 経済産業省. 2016年11月6日閲覧。[リンク切れ]
  3. ^ 平成27年国勢調査結果”. 総務省統計局. 2016年11月6日閲覧。
  4. ^ 金本良嗣. “2010年 大都市雇用圏統計データ”. 東京大学空間情報科学研究センター. 2016年6月17日閲覧。

関連項目

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座標: 北緯36度42分 東経137度13分 / 北緯36.700度 東経137.217度 / 36.700; 137.217