富士町 (佐賀県)

日本の佐賀県佐賀郡にあった町

富士町(ふじちょう)は、佐賀県の北部、佐賀郡に属していた2005年平成17年)10月1日佐賀市諸富町大和町三瀬村と合併(新設合併)し、新たに佐賀市となった。

ふじちょう
富士町
古湯温泉
富士町旗
富士町旗
富士町章
富士町章
富士町旗 富士町章
廃止日 2005年10月1日
廃止理由 新設合併
佐賀市(旧)諸富町大和町富士町三瀬村佐賀市
現在の自治体 佐賀市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 九州地方
都道府県 佐賀県
佐賀郡
市町村コード 41306-2
面積 143.25 km2
総人口 4,797
(2005年5月末日)
隣接自治体 唐津市小城市小城町三日月町)、佐賀郡大和町神埼郡三瀬村東松浦郡七山村
福岡県福岡市前原市
町の木 スギ
町の花 シャクナゲ
富士町役場
所在地 840-0598
佐賀県佐賀市富士町大字古湯2685番地
外部リンク 佐賀市役所富士支所
座標 北緯33度22分26秒 東経130度12分30秒 / 北緯33.37389度 東経130.20844度 / 33.37389; 130.20844 (富士町)座標: 北緯33度22分26秒 東経130度12分30秒 / 北緯33.37389度 東経130.20844度 / 33.37389; 130.20844 (富士町)
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地理

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佐賀県の北部に位置する。北に脊振山地が連なり、南西に天山がそびえ、町は山地の中にある。

隣接していた自治体・行政区

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歴史

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「富士」の地名は、富士村として合併した際の命名。「霊峰富士のごとく気高く伸びることを願って」命名されている。

字の変遷

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1868年(明治初年)時点[1] 1889年 - 1955年 - 1956年 - 1958年 - 1996年 - 2005年 -
小城郡 市川村 小城郡 南山村 大字市川 同左 佐賀郡 富士村 大字市川 同左 佐賀郡 富士町 佐賀市 富士町大字市川
内野村 大字内野 大字内野 富士町大字内野
鎌原村 大字鎌原 大字鎌原 富士町大字鎌原
上熊川村 大字上熊川 大字上熊川 富士町大字上熊川
下熊川村 大字下熊川 大字下熊川 富士町大字下熊川
杉山村 大字杉山 大字杉山 富士町大字杉山
苣木村 大字苣木 大字苣木 富士町大字苣木
畑瀬村 大字畑瀬 大字畑瀬 富士町大字畑瀬
古湯村 大字古湯 大字古湯 富士町大字古湯
大串村 北山村 大字大串 大字大串 富士町大字大串
大野村 大字大野 大字大野 富士町大字大野
上合瀬村 大字上合瀬 大字上合瀬 富士町大字上合瀬
上無津呂村 大字上無津呂 大字上無津呂 富士町大字上無津呂
栗並村 大字栗並 大字栗並 富士町大字栗並
古場村 大字古場 大字古場 富士町大字古場
下合瀬村 大字下合瀬 大字下合瀬 富士町大字下合瀬
下無津呂村 大字下無津呂 大字下無津呂 富士町大字下無津呂
中原村 大字中原 大字中原 富士町大字中原
藤瀬村 大字藤瀬 大字藤瀬 富士町大字藤瀬
麻那古村 大字麻那古 大字麻那古 富士町大字麻那古
佐賀郡 小副川村 佐賀郡 小関村 大字小副川 佐賀郡 同左 大字小副川 富士町大字小副川
関屋村 大字関屋 大字関屋 富士町大字関屋
梅野村(一部) 松梅村 大字梅野(一部) 大和村 大字梅野(一部) 同左 佐賀郡 大和町 大字梅野 富士町大字梅野
松瀬村(一部) 大字松瀬(一部) 大字松瀬(一部) 大字松瀬 富士町大字松瀬

地域

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小中一貫校富士校小学部と下小副川の集落・山林
 
北山東部小学校
 
市川公民館。旧富士町立市川小学校。

教育

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佐賀市富士町となって以降統廃合があり、2008年に北山小・北山中が統合し小中一貫校北山校に、2013年に富士南小が富士小に統合、2014年に富士小・富士中が統合し小中一貫校富士校になっている。

公立中学校
公立小学校
  • 佐賀市立小中一貫校富士校小学部
  • 佐賀市立小中一貫校北山校小学部
  • 北山東部小学校

交通

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石造アーチ橋の(旧)甚五郎橋。奥は(新)甚五郎橋。(関屋)

鉄道

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町内を鉄道路線は通っていない。鉄道を利用する場合の最寄り駅は、JR九州長崎本線佐賀駅、または唐津線小城駅

道路

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一般国道

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主要地方道

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その他参考情報

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  • 甚五郎橋

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

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神水川パークゴルフ場(大串)。奥は富士しゃくなげ湖と神水川大橋
 
淀姫神社の鳥居と社殿(上無津呂)
 
下合瀬の大カツラ(国の天然記念物 / 下合瀬)
 
吉村家住宅(国の重要文化財 / 上無津呂)

その他

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  • 水の郷百選:緑と清流と温泉の町…富士町
  • 日本のクモ学の基礎を築いた書籍の一つに「Japanische Spinnen(日本のクモ)」 (1906) がある。この著者であるベーゼンベルクとストランドはその多くの資料を佐賀県で集めた。中でもこの町の湯ノ原(ゆのはる)で発見した新種が多くあり、それらの多くにこの地名を学名として与えた。ただし、なぜか綴りを間違え、yunoharu ではなく yunohama としてしまった。ユノハマサラグモ Turinyphia yunohamensis などは、それがそのまま和名に使われてしまった例である。

脚注

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  1. ^ 旧高旧領取調帳」による
  2. ^ 淀姫神社 - 佐賀市地域文化財データベースサイト
  3. ^ 富士町史編さん委員会 (2000年3月31日). “富士町史 下巻” (PDF). 【宗教】二 神道. 富士町. p. 6/11. 2018年2月5日閲覧。 - 佐賀市

関連項目

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外部リンク

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