富士山 (秋田県)
秋田県の郷土富士。
富士山(ふじやま)は、秋田県秋田市にある山である。地名から明田富士(みょうでんふじ)と通称される。標高は35メートル。
富士山 | |
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富士山 | |
標高 | 35 m |
所在地 | 日本 秋田県秋田市東通明田 |
位置 | 北緯39度42分27秒 東経140度07分57秒 / 北緯39.70750度 東経140.13250度座標: 北緯39度42分27秒 東経140度07分57秒 / 北緯39.70750度 東経140.13250度 |
プロジェクト 山 |
地理
編集秋田駅東口から南へ徒歩10分ほどの位置に聳え、周辺は楢山明田近隣公園として整備されている(旧地名が「楢山字明田」である)。日本山岳会により「日本一低い富士山」と認定され、山頂にその旨を記した標柱があるが、南側の金照寺山を除いて近隣に高い山・建物などが無いため、山頂から秋田市の市街地を広く望むことが出来る。
中腹には明田稲荷大明神、山頂には富士大権現が祭られている。
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「日本一低い富士山」標柱
歴史
編集鎌倉時代と推定される頃、富士太郎(六郎とも)という豪族の館があったという。当時から山頂で富士権現を祭っていたと伝わり、山名の由来になったものと考えられている[1]。
江戸時代に久保田藩主の佐竹義宣が久保田城を築城する際、城下町建設のための土盛りに、富士山を削った土を用いた[2]。明治以降になっても低湿地埋め立てのための土取りは続き[2]、現在の山は往時の1/4程度しか残っていないという[3]。
脚注
編集参考文献
編集- 「図説 久保田城下町の歴史」渡部景一、無明舎出版、1983年、ISBN 978-4-89544-499-6
関連項目
編集外部リンク
編集- 富士山(富士市公式サイト)
- 日本一低い富士山 - ウェイバックマシン(2002年11月25日アーカイブ分)