宮川惠子

日本のセーリング選手

宮川 惠子(みやがわ けいこ、1986年5月17日 - )は、日本の元セーリング選手、コーチ。2016年リオデジャネイロオリンピック日本代表愛知県出身。和歌山セーリングクラブ所属。旧姓は平井[1]

経歴

編集

1996年頃よりセーリング競技を始める。清泉女学院中学高等学校卒業[2]日本大学出身。

2011年より栗栖佐和とペアを組み、成年女子スピリッツ級で第68回第70回国民体育大会3連覇を達成[3]

2015年3月に日本セーリング連盟が始めた49erFX級の強化プロジェクトに参加したことをきっかけに、国体後の同年10月からは一回り年下で経験の浅い髙野芹奈とペアを組む[4]。ペアを組んで半年という期間でありながら、2016年3月にアジアセーリング選手権大会49erFX級で優勝し、2016年リオデジャネイロオリンピックで新種目となった女子の49erFX級の日本代表を内定させた[5]。リオデジャネイロオリンピックでは、20位であった[6][7]

その後は競技を引退し、現在はコーチを務める[8]

脚注

編集
  1. ^ Olympic Special Commitee - National Team NT選手”. 2020年3月30日閲覧。
  2. ^ 世界の壁を突き破れ!カウントダウン、リオ・オリンピック(6)49erFX級世界のヨットレース、セーリングニュース & コラム”. BULKHEAD Magazine バルクヘッドマガジン (2016年8月5日). 2024年10月16日閲覧。
  3. ^ “宮川・栗栖ペアが3連覇 国体セーリング”. わかやま新報. (2015年9月14日). https://www.wakayamashimpo.co.jp/2015/09/20150914_54183.html 2020年3月17日閲覧。 
  4. ^ “キャリア異なる2人 セーリング・宮川、高野組(上)”. 日本経済新聞. (2016年4月24日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO99771430Y6A410C1US0000/ 2020年3月17日閲覧。 
  5. ^ “セーリング 宮川・高野組 結成半年 リオ五輪へ 武器は国体で磨いた勝負強さ”. ニュース和歌山. (2016年4月9日). https://www.nwn.jp/news/16040989_miyataka/ 2020年3月17日閲覧。 
  6. ^ Keiko Miyagawa”. Rio 2016. August 25, 2016時点のオリジナルよりアーカイブ。September 18, 2016閲覧。
  7. ^ 49er FX Women - Standings”. Rio 2016. September 18, 2016時点のオリジナルよりアーカイブ。September 18, 2016閲覧。
  8. ^ 松本行弘 (2019年12月14日). “「海のF1」で五輪内定 女子大生ペアの「アンセナ」”. 朝日新聞. https://www.asahi.com/articles/ASMDD7SC7MDDOIPE027.html 2020年3月17日閲覧。 

外部リンク

編集