室伏哲郎
日本の評論家
室伏 哲郎[1](むろぶし てつろう[1]、 1930年12月14日 - 2009年10月26日[2])は、日本の作家、評論家、ジャーナリスト[1]。評論家の室伏高信は伯父[要出典]。
経歴
編集神奈川県生まれ[1][2]。芝高等学校卒業[3]、東京大学中退[1][2]。雑誌記者、編集者を経て評論家となる[2]。NETテレビ(現:テレビ朝日)系列のテレビ番組「女のひろば」で司会を3年間務めた[要出典]。拓殖大学で客員教授を務めたこともある[要出典]。
政治、社会、経済、美術、女性問題など、幅広い分野にて活動する[1][2]。また『汚職の構造』『贈る倫理・贈られる倫理』などの著作を手掛け[1]、「構造汚職」「一票一揆」等の造語、提唱者としても知られる[2]。日本カジノ学会理事長、カジノジャパン(CASINO JAPAN)編集長、NPO法人アートアカデミー協会名誉理事長なども務めた[要出典]。
芸術方面では1973年(昭和48年)に季刊『版画芸術』、1983年(昭和58年)に季刊『炎芸術』、1990年(平成2年)に月刊『21世紀版画』を創刊し、各誌の編集長を務め、新しい芸術ジャーナリズムを育てる[1]。また世界初の『版画事典』を刊行し、様々な美術評論も手掛ける[1] 。その著書は150冊を超えると言われている[要出典]。
著書
編集- 『大追跡!現代の海賊』(宝島社)
- 『ヒロ・ヤマガタの世界―色彩の詩人』(講談社)
- 『虹の狩人―ヒロ・ヤマガタ画集』(講談社)
- 『日本のテロル―変質するバイオレンス130年史』(世界書院)
- 『ライバル日本美術史』(創元社)
- 『室伏哲郎の世界汚職探検』(アリアドネ企画)
- 『保険金殺人―心の商品化』(世界書院)
- 『実録 日本汚職』(筑摩書房)
- 『総理大臣の犯罪』(日本社会党中央本部機関紙局)
- 『高級官僚―利権に咲いた悪の華』(世界書院)
- 『版画事典』[1](東京書籍)
- 『カジノ新ビジネスが日本を救う』(史輝出版)
- 『大追跡!現代の海賊』(宝島社)
- 『企業犯罪』(講談社)
- 『離婚する前に読む本―“鳥かごの幸せ”から荒野へ』(徳間書店)
- 『一九九三年秋・日本クーデター―それは闇将軍暗殺事件から始った』(三天書房)
- 『贈る論理・贈られる論理―疑獄を生み出す日本的風土』[1](PHP研究所)
- 『海部八郎―乱気流の復権』(三天書房)
- 『パチンコ冬の時代 生き残り作戦』(毎日新聞社)
- 『これが真相だ!リクルート疑獄』(JICC出版局)
- シリーズ「大学は挑戦する」(悠思社)
- 日本大学
- 東洋大学
- 多摩大学
- 麗沢大学
- 亜細亜大学
- 芝浦工業大学
- 国士舘大学
- 東京国際大学
- 大東文化大学
- 工学院大学
- 東海大学
- 『イタリア人』(弘文堂)
- 『パチンコ・パチスロ白書〈1998~’99〉』(現代書林)
- 『日本のテロリスト』(宝島SUGOI文庫)
- 『ライバル日本美術史』(創元社)
- 『スペシャリストをめざす』(1~6)(栄光)
- 『汚職のすすめ―スキャンダル・太閤記』(弘文堂)
- 『コンピュータ犯罪戦争―日本のネットワーク犯罪 攻防最前線』(サンマーク出版)
- 『撃墜―小説・民間航空機領空侵犯事件』(勁文社)
- 『人生を二倍生きる女は美しい』(ダイワアート)
- 『入門!美術コレクション』(宝島社)
- 『パチンコ30兆円産業白書』(アリアドネ企画)
- 室伏哲郎『陶芸事典 Encyclopedia of ceramics』日本美術出版、1991年12月1日。ISBN 4938376091。
- 『未来産業としてのパチンコ―パチンコからパチーノへ』(二期出版)
- 『総括 日本が危ない! (腐蝕立国・日本―危ないシリーズ)』(世界書院)
脚注
編集外部リンク
編集- 室伏哲郎personal page - 公式サイト