宝幢寺 (千葉市)
宝幢寺(ほうどうじ)は、千葉県千葉市花見川区にある真言宗豊山派の寺院。
宝幢寺 | |
---|---|
所在地 | 千葉県千葉市花見川区幕張町2-1003 |
位置 | 北緯35度39分51.6秒 東経140度3分5.3秒 / 北緯35.664333度 東経140.051472度座標: 北緯35度39分51.6秒 東経140度3分5.3秒 / 北緯35.664333度 東経140.051472度 |
山号 | 補陀落山 |
宗派 | 真言宗豊山派 |
本尊 | 如意輪観音 |
創建年 | 大同元年(806年) |
開山 | 宥恵 |
法人番号 | 4040005000946 |
歴史
編集806年(大同元年)、宥恵によって開山された。江戸時代は醍醐寺の末寺であった[1]。
1872年(明治5年)、明治5年太政官布告第334号「総本寺本山ヲ除クノ外無檀無住ノ寺院廃止」の公布のため、周辺寺院8か寺を合併し、現在地にあった旧阿弥陀寺の境内を「宝幢寺」として届け出た。1896年(明治29年)に長谷寺を本山とする真言宗豊山派の寺院となった[1]。
旧阿弥陀寺
編集阿弥陀寺(あみだじ)は、下総国千葉郡馬加村(現・千葉県千葉市花見川区幕張町)にあった寺院。1179年(治承3年)、千葉常胤が幕張海岸で阿弥陀如来像2体を発見した。常胤は幕張の地に二つの寺を設けた。一つは「阿弥陀寺」、もう一つは「海隣寺」である。後に海隣寺は、現在の千葉県佐倉市に移転している。引き続き当地に残った阿弥陀寺は、明治になり宝幢寺に統合された。阿弥陀寺の本尊だった阿弥陀如来像は、現在は千葉市の文化財に指定されている[1]。
文化財
編集交通アクセス
編集- 幕張駅より徒歩11分。
脚注
編集参考文献
編集- 千葉市史編纂委員会 編『千葉市史 第3巻』千葉市、1974年