宝塚歌劇団4期生(たからづかかげきだん4きせい)は1916年(大正5年)に宝塚歌劇団(当時の名称は宝塚少女歌劇養成会)に入団した者を指す。

概要

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初舞台の演目は、秋田露子1917年夏季公演の『大江山』[1]天野香久子1918年春季公演の『一寸法師』[2]であり、その他は不明である。

初代・有馬稲子が入団したのはこの期である。

一覧

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芸名[3] 読み仮名 誕生日 出身地 出身校 芸名の由来 愛称 役柄 退団年[3] 備考
秋田露子 あきた つゆこ 3月17日[4][5] 大阪府池田市[6] 百人一首 娘役 1925年
天野香久子 あまの かくこ 3月7日[7][8] 大阪府大阪市[7] 百人一首 両役 1927年
有馬稻子 ありま いねこ 大阪府池田師範学校附属小学校[9] 百人一首 腕白小僧[9]
有馬猫[9]
男役[9] 1926年 (2代目)有馬稲子は姪(養女)[10]
沖野石子 おきの いしこ 6月28日[4] 福井県[4] 百人一首 娘役 1921年
三笠月子 みかさ つきこ 3月28日[8] 大阪府[8] 百人一首 娘役 1919年

脚注

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  1. ^ 河原 1922, p. 84.
  2. ^ 河原 1922, p. 91.
  3. ^ a b 90年史 2004, p. 238.
  4. ^ a b c 藤波 1919, p. 96.
  5. ^ 藤山 1920, p. 145.
  6. ^ 『寶塚の歌劇少女』橋詰せみ郎著、新正堂書店、1923年12月5日、p. 57
  7. ^ a b 藤山 1920, p. 144.
  8. ^ a b c 藤波 1919, p. 97.
  9. ^ a b c d 婦人倶楽部』、講談社、1952年12月号
  10. ^ 80年史 1994, p. 196.

参考文献

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  • 企画・構成・執筆:橋本雅夫 著、編集統括:北川方英 編『夢を描いて華やかに―宝塚歌劇80年史―』宝塚歌劇団、1994年9月9日。ISBN 4-924333-11-5 
  • 執筆:國眼隆一 著、編集:森照実・春馬誉貴子・相井美由紀・山本久美子 編『すみれ花歳月を重ねて―宝塚歌劇90年史―』宝塚歌劇団、2004年4月1日。ISBN 4-484-04601-6NCID BA66869802全国書誌番号:20613764 
  • 藤波楽斎(藤波岩太郎)『歌劇と歌劇俳優』文星社、1919年7月1日。doi:10.11501/906129 
  • 藤山宗利『日本歌劇俳優写真名鑑』歌舞雑誌社、1920年8月16日。doi:10.11501/914937 
  • 河原蓬『寳塚歌劇少女の生活』育文館書店、1922年11月25日。doi:10.11501/911938