宗像義忠
宗像 義忠(むなかた よしただ、1954年7月26日 - )は日本中央競馬会 (JRA) 美浦トレーニングセンター所属の調教師。
宗像義忠 | |
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2022年高松宮記念表彰式 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 福島県 |
生年月日 | 1954年7月26日(70歳) |
所属団体 | JRA |
初免許年 | 1992年(1993年開業) |
経歴 | |
所属 |
美浦・高橋英夫/調教助手 (1980年3月 - 1992年2月) 美浦T.C.(開業 - ) |
略歴
編集1980年に高橋英夫厩舎の調教助手となり、1992年に調教師免許を取得し、1993年に厩舎を開業。 初出走は同年3月6日中山競馬第4競走のマイリッキーサンで8着、初勝利は同年6月27日福島競馬第1競走のトライアムで、のべ21頭目であった。
2001年の新潟2歳ステークスをバランスオブゲームで制し、初の重賞勝利を挙げる。
騎手では田中勝春の起用が目立つ。
2022年、中京競馬場で行われた第52回高松宮記念にてデビューから2018年まで自厩舎に所属していた丸田恭介を鞍上に起用したナランフレグで同レースを制し、開業30年目にして初のG1制覇を成し遂げた[1][2]。
調教師成績
編集日付 | 競馬場・開催 | 競走名 | 馬名 | 頭数 | 人気 | 着順 | |
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初出走 | 1993年3月6日 | 2回中山3日4R | 4歳新馬 | マイリッキーサン | 16頭 | 15 | 8着 |
初勝利 | 1993年6月27日 | 1回福島4日1R | アラ系3歳未勝利 | トライアム | 5頭 | 4 | 1着 |
重賞初出走 | 1994年7月23日 | 2回札幌5日10R | タマツバキ記念 | トライアム | 15頭 | 14 | 10着 |
重賞初勝利 | 2001年9月2日 | 2回新潟8日11R | 新潟2歳S | バランスオブゲーム | 10頭 | 5 | 1着 |
GI初出走 | 1998年12月13日 | 5回中山4日11R | 朝日杯3歳S | バイオマスター | 14頭 | 4 | 3着 |
GI初勝利 | 2022年3月27日 | 2回中京6日11R | 高松宮記念 | ナランフレグ | 18頭 | 8 | 1着 |
代表管理馬
編集※括弧内は当該馬の優勝重賞競走、太字はGI級競走。
- バランスオブゲーム(2001年新潟2歳ステークス、2002年弥生賞、セントライト記念、2003年毎日王冠、2005年中山記念、2006年中山記念、オールカマー)
- シンコウカリド(2001年セントライト記念)
- ウインブレイズ(2002年カブトヤマ記念、福島記念、2003年鳴尾記念)
- ウイングレット(2005年中山牝馬ステークス)
- アブソリュート(2009年東京新聞杯、富士ステークス)
- フェイムゲーム(2013年京成杯、2014年ダイヤモンドステークス、アルゼンチン共和国杯、2015年ダイヤモンドステークス、2017年目黒記念、2018年ダイヤモンドステークス)
- ユメロマン(農業高校の生産馬)
- ウインキートス(2021年目黒記念)
- ナランフレグ(2022年高松宮記念)
- ラーグルフ(2023年中山金杯)[3]
脚注
編集- ^ “【高松宮記念】ナランフレグの宗像調教師は開業30年目でG1初制覇 「やっとですね」”. スポーツ報知 (2022年3月27日). 2022年3月27日閲覧。
- ^ “ナランフレグがG1初制覇 競馬の高松宮記念(写真=共同)”. 日本経済新聞 (2022年3月27日). 2022年3月27日閲覧。
- ^ “ラーグルフ”. JBISサーチ. 2023年1月5日閲覧。