安浦駅
広島県呉市中央にある西日本旅客鉄道の駅
安浦駅(やすうらえき)は、広島県呉市安浦町中央一丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)呉線の駅である。駅番号はJR-Y21。
安浦駅[* 1] | |
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駅舎(2006年8月) | |
やすうら Yasuura | |
◄JR-Y22 風早 (6.3 km) (4.5 km) 安登 JR-Y20► | |
所在地 | 広島県呉市安浦町中央一丁目3-41 |
駅番号 | JR-Y21 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■呉線 |
キロ程 | 44.2 km(三原起点) |
電報略号 | ウラ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
492人/日(降車客含まず) -2022年- |
開業年月日 | 1935年(昭和10年)2月17日[2] |
備考 | 無人駅[3] |
歴史
編集- 1935年(昭和10年)
- 1946年(昭和21年)5月1日:安浦駅(やすうらえき)はに改称[4]。
- 1947年(昭和22年)4月20日:安浦町からの寄贈による跨線橋が完成[5]。
- 1982年(昭和57年)10月1日:貨物取扱廃止[6]。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物扱い廃止[2]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[2]。
- 1992年(平成4年)11月1日:みどりの窓口営業開始。
- 1995年(平成7年)10月1日:管轄が広島支社直轄(呉管理駅)から三原地域鉄道部に変更[7]。
- 1996年(平成8年)6月1日:業務委託駅化(JR西日本メンテック受託)[7]。
- 2004年(平成16年)10月:窓口が平日のみ営業となり、営業時間中に閉鎖時間帯が設定される。
- 2005年(平成17年)10月1日:臨時快速「瀬戸内マリンビュー」新設に伴い、停車駅となる。
- (時期不明):窓口が毎日営業となる。
- 2007年(平成19年)
- 2008年(平成20年)4月:土日は、GW・夏休み期間中を除き、窓口休業となる。
- 2010年(平成22年)
- 2016年(平成28年)
- 2018年(平成30年)
- 2020年(令和2年):この年、三原駅管理から呉駅管理となる。
- 2022年(令和4年)
駅構造
編集単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線を有する列車交換可能な地上駅[1]。1・2番線が島式ホーム、駅本屋があるホームが単面ホーム3番線であり、両ホームは跨線橋で連絡している。男女別水洗式トイレが設置されている。
自動改札機は無いが、ICOCAは利用可能(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。ICカードは専用カードリーダーで処理する。
のりば
編集のりばは駅舎と反対側から以下の通り。
のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1・2 | 呉線 | 上り | 竹原・三原方面 | |
3 | 下り | 呉・広島方面 | 一部1番のりば |
- 付記事項
- 本項ではJR西日本公式サイト全域路線図[17]に従い路線記号・ラインカラーを表記しているが、当駅は広島シティネットワークエリア外のため、2016年3月ダイヤ改正時点の駅掲示時刻表においてはアルファベットの無いラインカラーシンボルが使用されている。
- 上り本線は2番のりば、下り本線は3番のりばとなっている。1番のりばは上下副本線であり、当駅折返しと夜間留置に使われる他、線路保守を兼ねて、三原方面に向かう上り列車も発着する。1番のりばを使用する上り列車は2020年3月14日ダイヤ改正より108・122Mの2本となっている。
- 駅西側に工事用車両留置等に使用される保線材料線が1線ある。
- 以前駅西端から南東方向に分岐し、中国工業(株)、日本耕土産業(株)に至る貨物専用線があったが既に撤去されている。
利用状況
編集近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。特記の無いものは「呉市統計書」による。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1989年(平成 元年) | 1,717[18] |
1990年(平成 2年) | |
1991年(平成 3年) | |
1992年(平成 4年) | 1,584[19] |
1993年(平成 5年) | |
1994年(平成 6年) | |
1995年(平成 7年) | |
1996年(平成 8年) | |
1997年(平成 9年) | |
1998年(平成10年) | 1,469[20] |
1999年(平成11年) | |
2000年(平成12年) | |
2001年(平成13年) | |
2002年(平成14年) | 1,120[21] |
2003年(平成15年) | |
2004年(平成16年) | 1,012 |
2005年(平成17年) | 1,037 |
2006年(平成18年) | 1,001 |
2007年(平成19年) | 982 |
2008年(平成20年) | 971 |
2009年(平成21年) | 911 |
2010年(平成22年) | 892 |
2011年(平成23年) | 867 |
2012年(平成24年) | 850 |
2013年(平成25年) | 815 |
2014年(平成26年) | 751 |
2015年(平成27年) | 745 |
2016年(平成28年) | 726 |
2017年(平成29年) | 683 |
2018年(平成30年) | 543 |
2019年(令和 元年) | 589 |
2020年(令和 2年) | 519 |
2021年(令和 3年) | 497 |
2022年(令和 4年) | 492 |
駅周辺
編集呉市安浦町の中心部に位置する。
隣の駅
編集脚注
編集- ^ a b 『週刊 JR全駅・全車両基地』 49号 福山駅・宇部新川駅・忠海駅ほか80駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年7月28日、20頁。
- ^ a b c d 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、274-275頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b c “安浦駅 | 駅情報:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2022年3月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月23日閲覧。
- ^ 「運輸省告示第136号」『官報』1946年4月30日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 安浦町史編さん委員会 編『安浦町史 通史編』安浦町、2004年3月31日、1074頁。
- ^ “日本国有鉄道公示第113号”. 官報. (1982年9月30日)
- ^ a b 『JR西日本広島支社10年史 : 次なる10年に向かって : 1987-1997』(西日本旅客鉄道広島支社)p.370
- ^ 「JR呉線部分運休で国道渋滞」『中国新聞』中国新聞社、2010年7月17日。オリジナルの2010年7月21日時点におけるアーカイブ。
- ^ 2010年7月定例社長会見(2010年7月22日時点のアーカイブ) - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2010年7月21日
- ^ 「Railway Topics」『鉄道ジャーナル』第44巻第10号、鉄道ジャーナル社、2010年10月号、150-151頁。
- ^ 「JR呉線111日ぶり全線復旧」『47NEWS』全国新聞ネット(中国新聞)、2010年11月2日。オリジナルの2016年10月1日時点におけるアーカイブ。2016年9月28日閲覧。
- ^ a b “6月19日から続く梅雨前線等による被害状況等について(第6報)” (PDF). 国土交通省 (2016年6月27日). 2016年6月29日閲覧。
- ^ “6月19日から続く梅雨前線等による被害状況等について(第8報)” (PDF). 国土交通省 (2016年6月29日). 2016年6月30日閲覧。
- ^ “沿革” (PDF). データで見るJR西日本2018. 西日本旅客鉄道. p. 203. 2023年5月20日閲覧。
- ^ “平成30年台風第7号及び前線等による被害状況等について(第7報)” (PDF). 国土交通省 (2018年7月7日). 2018年7月23日閲覧。
- ^ a b 『西日本豪雨に伴う運転状況などについて(2018年10月30日時点)』(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2018年10月30日 。2023年5月20日閲覧。
- ^ “JR西日本全域路線図” (PDF). JRおでかけネット. 2016年4月21日閲覧。 (PDF)
- ^ 『JR全線全駅』弘済出版社〈トラベルムック〉、1991年11月15日、347頁。全国書誌番号:92010752。
- ^ 『JR全線全駅』弘済出版社〈トラベルムック〉、1994年11月15日、347頁。全国書誌番号:95042369。
- ^ 『JR全線全駅』弘済出版社〈トラベルMOOK〉、2000年12月7日、399頁。ISBN 978-4-330-61300-0。
- ^ 「飲食・小売の出店を科学する出店戦略情報局」のアーカイブデータ
- ^ 安浦地区生活バス 呉市ホームページ
関連項目
編集外部リンク
編集- 安浦駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道