安斗阿加布
安斗 阿加布(あと の あかふ)は、飛鳥時代の人物。姓は連[1]。672年の壬申の乱で大海人皇子(天武天皇)に従い、東海道に軍の動員を命じる使者になった。
時代 | 飛鳥時代 |
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生誕 | 不明 |
死没 | 不明 |
別名 | 氏:阿刀 |
官位 | 従五位下 |
主君 | 天武天皇 |
氏族 | 安斗連 |
経歴
編集壬申の乱を起こした大海人皇子は、6月26日までにまず美濃国と伊勢国が味方についたことを知った。そこで伊勢朝明郡の郡家から、さらに東海(東海道)と東山(東山道)の軍を発するための使者を遣わすことにし、山背部小田と安斗阿加布が東海への使者になった。彼等は無事に任務を果たしたらしい。安斗阿加布については他に記録がない。
脚注
編集参考文献
編集- 宝賀寿男『古代氏族系譜集成』古代氏族研究会,1986年