安土敏
安土敏(あづち さとし、1937年 - [1])は日本の小説家、実業家、経営コンサルタント[2][3]。本名は荒井伸也(あらい しんや)[2][3]。東京都出身[1]。
作家デビューを果たした1981年当時、食品スーパーマーケットチェーン「サミットストア」(後のサミット)で次長の要職にあった[要出典]。その後も社長、会長などを歴任する傍ら、経済小説、コラム、エッセー、評論等を発表してきた。
2006年5月現在、オール日本スーパーマーケット協会(AJS)会長、日本チェーンストア協会特別顧問。有限会社リテイラーズ・ブレイン代表取締役。
略歴
編集- 1937年 - 東京都に生まれる。
- 1956年 - 東京都立新宿高等学校卒業
- 1960年 - 東京大学法学部を卒業、住友商事へ入社[2]。
- 1970年 - サミットストア(後の「サミット」)へ出向[2]。
- 1981年 - 「小説流通産業」で作家デビュー[2]。
- 1983年 - 同社専務就任。
- 1988年 - 同社副社長就任。日経ビジネス誌で頻繁にコラムを手がけるようになる。
- 1994年 - 同社社長就任。
- 1996年 - 制作アドバイザーを務めた映画「スーパーの女」公開。
- 2001年 - 同社会長就任。オール日本スーパーマーケット協会会長就任。
- 2003年 - 藍綬褒章受章。同社最高顧問就任。
- 2004年 - 同社を退社。
代表作
編集小説
編集- 小説流通産業(1981年) - 後に小説スーパーマーケットと改題、映画「スーパーの女」の参考文献となった。
- 企業家サラリーマン(1986年) - テレビ朝日にてドラマ化
- 償却済社員、頑張る
- ライバル
評論
編集- 日本スーパーマーケット原論(1987年)
- 日本スーパーマーケット創論(2006年)
- ニッポン・サラリーマン幸福への処方箋(1992年)
- 安売り礼賛に異議あり(1995年)
出典
編集- ^ a b 安土 敏(あづち さとし) | 作家紹介 | 翻訳作品紹介 | JLPP 現代日本文学の翻訳・普及事業
- ^ a b c d e 荒井伸也プロフィール
- ^ a b 安土 敏 | ぱるす出版
- ^ 職場うんざり、自ら赤字子会社へ 造語「社畜」の発案者 古屋聡一 2018年9月10日15時36分 朝日新聞デジタル