奥沢検車区
奥沢検車区(おくさわけんしゃく)は、東京都世田谷区に存在した東京急行電鉄(現:東急電鉄)の車両基地。1988年に雪が谷検車区に統合され廃止された。現在は東急電鉄の元住吉検車区奥沢車庫[1]となり、目黒線用車両が留置されている。
敷地面積:6739m² 最大留置車両数:36両(6連6本収容可能)
なお、今後目黒線は8両編成化が計画されているが、趣味誌によれば拡張工事により8連5本が収容可能だとされている[2] 。
沿革
編集- 1923年 (大正12年) 3月11日 - 開業に伴い奥沢駅北側に奥沢電車庫を設置[3]。
- 1928年 (昭和3年) 1月21日 - 電車修繕業務を元住吉工場に移管[3]。
- 1946年 (昭和21年) 8月1日 - 奥沢工場を開設し、目蒲線、大井町線の修繕定期検査を実施[3]。
- 1948年 (昭和23年) 6月 - 目黒検車区に改称[3]。
- 1952年 (昭和25年) 9月 - 奥沢工場を元住吉工場に移管[3]。
- 1951年(昭和26年)10月16日[4] - 目黒検車区から池上線を管轄する雪が谷検車区に分離[4]。雪が谷検車区発足。
- 1958年 (昭和33年) 奥沢検車区に改称[3]。大井町線の管轄を自由が丘検車区に分離。
- 1988年(昭和63年)9月16日[4] - 目蒲線を管轄していた奥沢検車区を雪が谷検車区に統合し、奥沢検車区は雪が谷検車区奥沢班(奥沢列車検査班)となる[4]。
- 2000年(平成12年)8月6日[4] - 目蒲線の系統分離に伴い、雪が谷検車区奥沢班が廃止される[4]。なお、目黒線車両の管轄は元住吉検車区が行っている。
所属車両
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