太陽はひとりぼっち
『太陽はひとりぼっち』(たいようはひとりぼっち、イタリア語: L'eclisse / 英語: The Eclipse)は、1962年(昭和37年)製作・公開のイタリア・フランス合作映画である。
太陽はひとりぼっち | |
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L'eclisse | |
監督 | ミケランジェロ・アントニオーニ |
脚本 |
ミケランジェロ・アントニオーニ トニーノ・グエッラ エリオ・バルトリーニ |
製作 |
ロベール・アキム レーモン・アキム |
出演者 |
アラン・ドロン モニカ・ヴィッティ |
音楽 | ジョヴァンニ・フスコ |
主題歌 | ミーナ |
撮影 | ジャンニ・ディ・ヴェナンツォ |
編集 | エラルド・ダ・ローマ |
配給 |
CFDC 日本ヘラルド映画 |
公開 |
1962年4月12日 1962年5月2日 1962年12月19日 |
上映時間 | 118分 |
製作国 |
イタリア フランス |
言語 |
イタリア語 英語 |
概要
編集この作品は、大人の愛の不毛を描いたミケランジェロ・アントニオーニ監督の「愛の不毛三部作」と呼ばれる作品群の『夜』に続く第三作。1962年度カンヌ映画祭審査員特別賞受賞。
音楽
編集音楽はジョヴァンニ・フスコが担当した[1]。主題曲は、海外ではモーリス・ルクレール楽団版、ヌーベル・マリーエ楽団版、ベンチャーズ版がある。国内ではコレット・テンピア楽団版が有名である。またミーナが歌った歌詞付きのバージョンもある。
ストーリー
編集婚約者と別れたばかりのヴィットリア(モニカ・ヴィッティ)。証券取引所[注釈 1]にいる投資家の母はしかし、彼女の話を聞こうとはしない。女友達のアパートでふざけたり、その夫の操縦するセスナに乗ったりと気分転換を図るも、別離の後の倦怠感は消える様子を見せない。取引所では株が暴落し、ヴィットリアの母は今にも自殺せんばかりだ。そんな中ヴィットリアは、以前からたびたび見かけていた仲買所に勤めるピエロ(アラン・ドロン)と親密になり、新しい愛を始めようとする。しかし、実は何も変化が起こっていないように、無常に日々は流れていくのだった。
スタッフ
編集- 監督・脚本:ミケランジェロ・アントニオーニ
- 脚本:トニーノ・グエッラ、エリオ・バルトリーニ
- 撮影:ジャンニ・ディ・ヴェナンツォ
- 音楽:ジョヴァンニ・フスコ、フランコ・フェラーラ
- 主題歌:ミーナ
キャスト
編集脚注
編集注釈
編集- ^ ローマ証券取引所(Borsa di Roma)[2]