太陰神

陰陽道における方位神

太陰神(たいおんじん)とは、陰陽道方位神八将神の1柱である。また、十二天将の1柱でもある。暦本によってはだいおん太おんとも。そのほか、大陰大陰神太陰とも書き、たいいん、だいおんとも読む。ただし、を意味する太陰(たいいん)とは別である。

太陰神

八将神の1柱である太歳神木星)ので、仏教における本地仏聖観音菩薩である。

大陰神は、土星(鎮星)の精で、(=陰)の性格を持っているため、男性に対し女性の性質に嫉妬し、太陰神の在位する方角に向かって女性に関すること(取り、出産など)をすることは凶である。しかし、学問芸術に関することは吉である。

太陰神の在位

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夫の太歳神が在位する方角の3つ後(太歳神に向かってまっすぐ右)の方角に在位する。

その年の十二支の方位→太陰神の在位

  • 子→卯
  • 丑→辰
  • 寅→巳
  • 卯→午
  • 辰→未
  • 巳→申
  • 午→酉
  • 未→戌
  • 申→亥
  • 酉→子
  • 戌→丑
  • 亥→寅

関連項目

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