太田昌孝 (情報科学者)
日本の計算機科学者
太田 昌孝(おおた まさたか、1959年11月 - )は、日本の情報科学者。東京工業大学大学院情報理工学研究科講師。モバイルブロードバンド協会理事長[1]、情報通信研究機構(NICT)光ネットワーク研究所客員研究員[2]。
人物
編集専門分野は、計算機科学、インターネット。研究テーマは、コンピュータネットワーク、文字コード、コンピュータグラフィックス。
インターネット学協会、インターネット技術研究委員会、情報処理学会、電子情報通信学会に所属。
日本におけるADSLのオーソリティの一人で、ADSL普及の過程では当時の郵政省において多くの懇話会等に参加した他[3]、当時の東京めたりっく通信が行ったADSLの相互干渉実験などで中心的役割を演じた[4]。2002年から2003年にかけて総務省の 情報通信審議会 情報通信技術分科会 事業用電気通信設備等委員会 DSL作業班(通称「DSL作業班」)においてADSL相互間の干渉が議題となった際には、ソフトバンクBB側の技術顧問として、当時のイー・アクセスとの対立の急先鋒に立った[5]。
略歴
編集著書
編集脚注
編集- ^ 役員 - モバイルブロードバンド協会
- ^ ネットワークアーキテクチャ研究室 - 情報通信研究機構
- ^ 6/24付:「ネットワークの高度化・多様化に関する懇談会」報告書 - 郵政省
- ^ 【連載】ブロードバンド“闘争”東京めたりっく通信物語9. 上田市への展開「ISDNは日本の電話網を汚染している」 - J-CASTニュース・2008年9月9日
- ^ 「TTC標準には致命的な欠陥がある」──BBTが動議を提出 - ITmedia ライフスタイル・2002年8月20日
- ^ ハイパーネットワーク 2005 別府湾会議
- ^ 東京工業大学リサーチリポジトリ