太平駅
北海道札幌市北区にある北海道旅客鉄道の駅
太平駅(たいへいえき)は、北海道札幌市北区太平2条5丁目[注釈 1]にある北海道旅客鉄道(JR北海道)札沼線(学園都市線)の駅である。駅番号はG06。事務管理コードは▲110227。電報略号はタヘ。
太平駅 | |
---|---|
北口(2011年8月) | |
たいへい Taihei | |
◄G05 新琴似 (1.7 km) (1.3 km) 百合が原 G07► | |
所在地 | 札幌市北区太平2条5丁目[注釈 1] |
駅番号 | ○G06 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■札沼線(学園都市線) |
キロ程 | 7.3 km(桑園起点) |
電報略号 | タヘ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
[* 1]845人/日(降車客含まず) -2022年- |
開業年月日 | 1986年(昭和61年)11月1日[1] |
備考 |
無人駅[2] 札幌市内駅 |
歴史
編集- 1986年(昭和61年)11月1日:日本国有鉄道(国鉄)札沼線の太平臨時乗降場として新設[3][報道 1][報道 2]。旅客のみ取扱い[4]。駅員無配置駅[2]。当初は線路(単線)の北側にホームがあった。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR北海道の駅となる[1]。同時に駅に昇格し、太平駅となる[1]。
- 1991年(平成3年)3月16日:札沼線に「学園都市線」の愛称を設定[報道 1][報道 2][5]。
- 1995年(平成7年)3月16日:札沼線(学園都市線)の当駅 - 篠路駅間が複線化[1]。当駅においては、この際新たに上り線および1番ホームが構築された[6]。
- 1999年(平成11年)
- 2000年(平成12年)
- 2007年(平成19年)10月1日:駅番号設定(G06)[報道 3]。
- 2008年(平成20年)10月25日:ICカード「Kitaca」使用開始[報道 4]。
- 2012年(平成24年)6月1日:札沼線(学園都市線)のうち、当駅を含む桑園駅 - 北海道医療大学駅間が電化(交流20,000V・50Hz)[報道 5][報道 6]。
駅名の由来
編集→「太平 (札幌市)」も参照
地名より[3]。
駅構造
編集相対式ホーム2面2線(ホーム長:135m[* 2])を持つ地上駅。桑園駅管理の無人駅である。
簡易自動券売機、簡易自動改札機(Kitaca、磁気券ともに対応)が設置されている。Kitacaの利用が可能であるが、カードの販売は行わない。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■札沼線(学園都市線) | 上り | 札幌・新千歳空港方面 |
2 | 下り | あいの里公園・北海道医療大学方面 |
-
北口改札(2018年10月)
-
南口改札(2018年10月)
-
ホーム(2018年10月)
-
跨線橋(2017年3月)
-
駅名標(2017年3月)
利用状況
編集2022年(令和4年)度の1日平均乗車人員は845人である[* 3]。
近年の1日平均乗車人員の推移は下記のとおりである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1990年(平成 | 2年)464 | [* 4] |
1995年(平成 | 7年)741 | |
2000年(平成12年) | 627 | |
2001年(平成13年) | 613 | [* 5] |
2002年(平成14年) | 595 | [* 6] |
2003年(平成15年) | 608 | |
2004年(平成16年) | 631 | [* 7] |
2005年(平成17年) | 627 | |
2006年(平成18年) | 640 | |
2007年(平成19年) | 667 | [* 4] |
2008年(平成20年) | 714 | |
2009年(平成21年) | 720 | |
2010年(平成22年) | 724 | |
2011年(平成23年) | 694 | |
2012年(平成24年) | 716 | |
2013年(平成25年) | 776 | |
2014年(平成26年) | 794 | |
2015年(平成27年) | 815 | |
2016年(平成28年) | 861 | |
2017年(平成29年) | 905 | |
2018年(平成30年) | 944 | |
2019年(令和元年) | 987 | |
2020年(令和 | 2年)751 | |
2021年(令和 | 3年)800 | [* 3] |
2022年(令和 | 4年)845 | [* 1] |
駅周辺
編集古くからの住宅街である。
隣の駅
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b c d 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 24号 石勝線・千歳線・札沼線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年12月27日、25頁。
- ^ a b “「通報」●根室本線大成臨時乗降場ほか12臨時乗降場の開業について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 5. (1986年9月30日)
- ^ a b 太田幸夫 (2004-02-29). 北海道の駅 878ものがたり ~駅名のルーツ探求~ (1 ed.). 札幌市: 富士コンテム. p. 88. ISBN 4-89391-549-5
- ^ “日本国有鉄道公示第100号”. 官報. (1986年9月30日)
- ^ a b c 杉山茂「電化目前の学園都市線と専用気動車のこと」『鉄道ファン』第615号、交友社、2012年7月、27頁。
- ^ “JR北海道 伸びゆく札幌圏輸送 3.16 新ダイヤがスタート”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 2. (1995年3月16日)
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '00年版』ジェー・アール・アール、2000年7月1日、184頁。ISBN 4-88283-121-X。
- ^ 『JRガゼット』2009年10月号、交通新聞社
- ^ “屯田団地橋 のりば地図”. 北海道中央バス. 2019年6月19日閲覧。
- ^ “北49条東4丁目 のりば地図”. 北海道中央バス. 2019年6月19日閲覧。
- 札幌の都市交通データ
- ^ a b “札幌の都市交通データブック2023” (PDF). 札幌の都市交通データ. 札幌市. p. 43. 2024年6月18日閲覧。
- ^ “札幌の都市交通データブック2021” (PDF). 札幌の都市交通データ. 札幌市. p. 51. 2022年10月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月26日閲覧。
- ^ a b “札幌の都市交通データブック2022” (PDF). 札幌の都市交通データ. 札幌市. p. 43. 2023年7月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月5日閲覧。
- ^ a b “札幌の都市交通データブック2021” (PDF). 札幌の都市交通データ. 札幌市. p. 46,47. 2022年10月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月26日閲覧。
- ^ “札札幌の都市交通データ” (PDF). 札幌の都市交通データ. 札幌市. p. 44. 2016年4月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月26日閲覧。
- ^ “札幌の都市交通データブック2017” (PDF). 札幌の都市交通データ. 札幌市. p. 44. 2018年9月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月26日閲覧。
- ^ “札幌の都市交通データブック2019” (PDF). 札幌の都市交通データ. 札幌市. p. 46,47. 2020年12月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月26日閲覧。
報道発表資料
編集- ^ a b c 『札沼線(学園都市線)の電化について』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2009年9月9日 。2009年9月14日閲覧。
- ^ a b c 『札沼線(学園都市線)の電化開業時期について』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2011年10月13日 。2011年10月17日閲覧。
- ^ 『駅番号表示(駅ナンバリング)を実施します』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2007年9月12日 。2014年9月6日閲覧。
- ^ 『Kitacaサービス開始日決定について』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2008年9月10日 。2015年1月10日閲覧。
- ^ 『学園都市線電化開業に伴う電車の投入(第一次)について』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2012年3月14日 。2014年7月21日閲覧。
- ^ 『平成24年10月ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2012年8月3日 。2012年8月17日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 太平|駅の情報検索(時刻表・バリアフリー)|鉄道・きっぷ|JR北海道- Hokkaido Railway Company