太夫峰(たゆうみね)とは、青森県深浦町の山である。

太夫峰
津軽峠から見る白神山地
最も右のピークが太夫峰
標高 1,163.9 m
所在地 日本の旗 日本
青森県深浦町
位置 北緯40度32分31.88秒 東経140度03分28.7秒 / 北緯40.5421889度 東経140.057972度 / 40.5421889; 140.057972座標: 北緯40度32分31.88秒 東経140度03分28.7秒 / 北緯40.5421889度 東経140.057972度 / 40.5421889; 140.057972
太夫峰の位置(日本内)
太夫峰
太夫峰の位置
プロジェクト 山
テンプレートを表示

概要

編集

白神ラインの一ッ森峠(700m)に太夫峰登山口がある。登り初めてから程なく登山道は急峻になり、木階段が取り付けられている道となる。登り切ると、登山口から1時間弱で一ツ森流山(919m)に到達する。稜線を進むと、熊に悪戯された標識が途中に見られ、萢沼に達する。ここからは、また登山道が急になり登り切ると、やがて三角点がある太夫峰につく。一ツ森流山からは1時間15分程度かかる。山頂からの眺望は優れており、岩木山向白神岳などを眺めることができる。

太夫峰まで登山道が整備されている。1965年には、林野庁によりここから更に向白神岳を過ぎ、白神岳まで登山道が切り開かれ、国体青森県予選が開催された。現在では、太夫峰より奥の登山道は藪に覆われていて、踏破は極めて困難である。途中で引き返したとする記録も多い。

太夫峰から藪を漕いで南に進むと、太夫峰の双耳峰の直角峰につく。ここで文字通り直角に方向を変えて西に進むと、小草原がある吉ヶ峰(1180m)に至る。吉ヶ峰から南に稜線を進むと向白神岳に至るが、深い藪が道をふさぎ踏破は極めて難しい。

参考文献

編集
  • 『白神の山旅』、西口正司
 
太夫峰山頂