天竜市

日本の静岡県にあった市

天竜市(てんりゅうし)は、静岡県西部(遠州)に存在した2005年7月1日、周辺11市町村とともに浜松市へ編入合併され消滅した。

てんりゅうし
天竜市
二俣城
天竜市旗 天竜市章
天竜市旗 天竜市章
1959年制定
廃止日 2005年7月1日
廃止理由 編入合併
浜北市天竜市引佐郡引佐町細江町三ケ日町浜名郡雄踏町舞阪町磐田郡佐久間町水窪町龍山村周智郡春野町浜松市
現在の自治体 浜松市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 静岡県
市町村コード 22217-8
面積 181.65km2
総人口 22,643
推計人口、2005年6月1日)
隣接自治体 静岡県引佐町浜北市磐田市森町春野町龍山村佐久間町
愛知県鳳来町
市の木
市の花 やまゆり
市の鳥 きせきれい
天竜市役所
所在地 431-3392
静岡県天竜市二俣町二俣481番地
座標 北緯34度52分22秒 東経137度48分57秒 / 北緯34.87269度 東経137.81592度 / 34.87269; 137.81592座標: 北緯34度52分22秒 東経137度48分57秒 / 北緯34.87269度 東経137.81592度 / 34.87269; 137.81592
天竜市の県内位置
合併時点における位置図。緑色部分が天竜市。
ウィキプロジェクト

2005年7月1日地方自治法第202条の4に基づく「天竜地域自治区」が設置された[1][2]。同地域自治区は2012年3月31日をもって廃止された[3]

2007年4月1日に浜松市が政令指定都市へ移行したのに伴い、天竜区の一部となった。

地理

編集

市制施行までは二俣町(ふたまたちょう)と称しており、戦国時代には二俣城城下町であった。現在でも、秋葉山を媒体とする山間エリア(北遠)の中心地である。「二俣」の名は、天竜浜名湖鉄道国鉄時代の線名「二俣線」や、同線の天竜二俣駅(国鉄時代は遠江二俣駅)にも見える。

においては、豊田郡または磐田郡の一角。天竜川の東の袂に市街地が広がる。

歴史

編集

江戸時代まで

明治以後

 
磐田地域の町村制施行時の町村。28が二俣村。(29.光明村 30.龍川村(のちにこの一部と36.山香村の一部が龍山村として分立) 31.上阿多古村 32.下阿多古村 33.熊村)

行政

編集

歴代市長

  • 第1-6代 - 熊村昌一郎(1958年11月3日 - 1980年11月7日)
  • 第7-9代 - 本多直彦(1980年11月8日 - 1992年11月7日)
  • 第10-13代 - 中谷良作(1992年11月8日 - 2005年6月30日)

産業

編集
  • 林業
  • 商業
    • テピア - セイフー をキーテナントとした大型ショッピングセンターだったが、浜松市合併直後の2006年2月に閉店。

教育

編集

高等学校

中学校

2005年4月1日、市内に6校あった中学校が2校に統合された。
  • 天竜市立清竜中学校
  • 天竜市立光が丘中学校
  • 天竜市立上阿多古中学校
  • 天竜市立下阿多古中学校
  • 天竜市立熊中学校

小学校

  • 天竜市立鏡山小学校
  • 天竜市立上阿多古小学校
  • 天竜市立熊小学校
  • 天竜市立光明小学校
  • 天竜市立下阿多古小学校
  • 天竜市立二俣小学校
  • 天竜市立横山小学校
  • 天竜市立藤平小学校(同阿寺分校)
  • 天竜市立長沢小学校(同懐山分校)

交通

編集

鉄道路線

編集

バス

編集

主な道路

編集

観光

編集

観光地

史跡

祭り

  • 天竜下り
  • 鹿島の花火(8月上旬)
  • 二俣まつり(8月中旬)

天竜市出身の有名人

編集

その他

編集
  • 水の郷百選:森と川と人が織りなす あったかタウン天竜
  • 日本三大美林:市の木であるの人工林は、日本三大人工美林の一つに数えられている。
  • 夏季には国内最高気温観測地点として報道されることがしばしばある。

脚注

編集

関連項目

編集

外部リンク

編集