大阪社会医療センター付属病院
大阪市西成区にある病院
大阪社会医療センター付属病院(おおさかしゃかいいりょうセンターふぞくびょういん)は、社会福祉法人大阪社会医療センターが大阪府大阪市西成区萩之茶屋に設置する病院。
大阪社会医療センター付属病院 | |
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北東部写真 | |
情報 | |
正式名称 | 大阪社会医療センター付属病院 |
標榜診療科 | 内科 外科 整形外科 精神科 皮膚科 泌尿器科 |
許可病床数 |
80(内、感染症対応病床4床) 一般病床:50床 療養病床:30床 |
職員数 | 88名(常勤・非常勤) |
開設者 | 社会福祉法人大阪社会医療センター 理事長 長山正義 |
管理者 | 六車一哉(病院長) |
開設年月日 | 1970年(昭和45年)7月1日 |
所在地 |
〒557-0004 大阪府大阪市西成区萩之茶屋1丁目11番6号 |
位置 | 北緯34度38分57.09秒 東経135度30分2.01秒 / 北緯34.6491917度 東経135.5005583度座標: 北緯34度38分57.09秒 東経135度30分2.01秒 / 北緯34.6491917度 東経135.5005583度 |
PJ 医療機関 |
概要
編集(この節の出典[1])
大阪社会医療センターは日本万国博覧会(大阪万博)の開催された1970年(昭和45年)に、日雇労働者の多いあいりん地域の人々を対象とした無料低額診療施設として創設され、金銭的な問題等で必要な医療を受けられない人がいないように日々診療を行っている。近年、この地域では結核の罹患率が全国平均の20倍以上となっており、対策を強化している。より早く正確な診断ができるように2011年(平成23年)4月からは、院内で結核菌遺伝子同定検査の TRC法を導入し、翌年4月からはさらに迅速なLAMP法も行っている。また、結核診療の充実のため、2012年(平成24年)4月より呼吸器専門の常勤医が勤務している。2016年(平成28年)から退院後の訪問指導など、病院外での取り組みも開始。
元々はあいりん総合センターの中に入居していたが、同施設の老朽化による建替・閉鎖に伴い、2020年(令和2年)12月に大阪市立萩之茶屋小学校跡地に新築移転した[2]。
診療科
編集医療機関の認定
編集- 保険医療機関
- 労災保険指定病院
- 結核指定病院
- 公害医療機関
- 生活保護法指定病院(中国残留邦人等の円滑な帰国の促進並びに永住帰国した中国残留邦人等及び特定配偶者の自立の支援に関する法律(平成6年法律第30号)に基づく指定医療機関を含む。)
- 原子爆弾被害者一般疾病医療取扱病院
- 指定自立支援病院(更生医療)
- 指定自立支援医療機関(精神通院医療)
- 精神保健指定医の配置されている医療機関
- 特定疾患治療研究事業委託医療機関
- 身体障害者福祉法指定医の配置されている医療機関
- 無料低額診療事業実施医療機関
関連人物
編集交通アクセス
編集周辺
編集- 公益財団法人西成労働福祉センター
- 釜ヶ崎支援機構