大阪府立水都国際中学校・高等学校
大阪府大阪市にある中高一貫校
大阪府立水都国際中学校・高等学校(おおさかふりつ すいとこくさい ちゅうがっこう・こうとうがっこう)は、大阪府大阪市住之江区南港中三丁目にある、大阪府と学校法人大阪YMCAによる日本初の公設民営の中高一貫校[1][2]である。
大阪府立水都国際中学校・高等学校 | |
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北緯34度37分38.6秒 東経135度25分40.4秒 / 北緯34.627389度 東経135.427889度座標: 北緯34度37分38.6秒 東経135度25分40.4秒 / 北緯34.627389度 東経135.427889度 | |
国公私立の別 | 公設民営 |
設置者 | 大阪府 |
設立年月日 | 2019年4月 |
共学・別学 | 男女共学 |
中高一貫教育 | 併設型 |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 単位制・学年制 |
設置学科 | グローバル探究科 |
学校コード |
C127210000962 中学校) D127210001415 (高等学校) | (
所在地 | 〒559-0033 |
大阪府大阪市住之江区南港中三丁目7番13号 | |
外部リンク |
高等学校ウェブサイト 中学校ウェブサイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
概要
国家戦略特区制度(国家戦略特別区域法における学校教育法の特例)を活用した全国初の公設民営による併設型の中高一貫教育校である。
設置者は大阪市、管理・運営は学校法人大阪YMCAが行う。
2022年から大阪市教育委員会では、大阪府教育庁及び本市教育委員会事務局で構成する「市立高等学校の府立高等学校への一元化検討プロジェクトチーム」を設置し、市立高等学校等の府への移管について、協議を進めていった。
それに伴って、「大阪市立の高等学校等移管計画(案)」を成案化した「大阪市立の高等学校等移管計画」を策定し、2021年1月12日の大阪市教育委員会会議及び同月18日の大阪府教育委員会会議において、議決された。
高等学校が府立に移管したことにより中学校も府立に変わった。
教育方針
中学校では学習指導要領で決められている科目等のほかに学校選択科目として「グローバルスタディーズ(国際理解)」と「コミュニティ&アクション」が設定される。
高等学校ではグローバル探究科が設けられ、2年次よりグローバルコミュニケーションコース、グローバルサイエンスコース、国際バカロレアコースに分かれて教育が行われる。なお、英語、数学、理科、グローバルイシュー探求(国際理解)の各教科で英語を用いた授業が行われる。
沿革
- 2019年4月 - 統合・移転後の大阪市立南港緑小学校・大阪市立南港渚小学校の校地にて開校(中学校2学級80名、高等学校2学級80名)
- 2022年4月 - 校舎の改修工事、新校舎の増築工事が完成(予定)。高等学校が4学級160名(内部進学者80名、外部入学者80名)となる(予定)
関連項目
脚注
- ^ “全国初の公設民営 大阪市で中高一貫校の入学式”. NHKニュース (日本放送協会). (2019年4月7日). オリジナルの2019年4月7日時点におけるアーカイブ。 2019年4月7日閲覧。
- ^ “公設民営学校(国際バカロレア等)の設置”. 大阪市. (2018年3月7日) 2019年4月7日閲覧。