大阪エキスポセブンティーズ

大阪エキスポセブンティーズ(おおさかエキスポセブンティーズ、Osaka EXPO'70s)は、2009年大阪府吹田市で発足した野球のクラブチーム。具体的なチームの結成に至る前に活動休止となった。

大阪エキスポセブンティーズ
創設 2009年
所属リーグ
未定
歴代チーム名

  • 大阪エキスポセブンティーズ(2009年
本拠地
万博記念公園野球場(予定)
永久欠番
なし
獲得タイトル
成績(タイトル以外)
球団組織
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チーム概要

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2010年度からの関西独立リーグ加盟を目指していたが、同リーグの運営の見通しが不明確であるため、2009年6月の設立会見では、リーグへの加入は新運営会社の設立を待って判断するとしていた[1]。同年8月3日、正式にリーグ加入を見送ることを表明。同年10月31日、活動の休止を発表。

吹田市に球団事務所を置き、本拠地には同市内の万博記念公園野球場を予定していた。

予定されていたチームスタッフ

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沿革

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  • 2008年12月 - 北摂球団(仮称)の設立準備委員会が発足。球団名を、1970年に開催された日本万国博覧会開催時のにぎわいを彷彿とさせる、期待・活気を与えられるような球団になるようにと「大阪エキスポセブンティーズ」とすることが決定[2]
  • 2009年5月 - 2010年度からの関西独立リーグ加盟方針が報道される[3]
  • 2009年6月8日 - 吹田市で球団設立会見を行う[4]
  • 2009年8月3日 - 関西独立リーグの運営が不安定なため、参入を取りやめることを表明。来春にも社会人野球クラブチームとして活動する方針。また、2011年度以降に、アメリカや韓国などの球団も加えた新リーグを立ち上げる構想を持っていることも明らかにした[5]
  • 2009年10月26日 - 「来季からの球団活動が困難になった為、内定していた仲田幸司氏との契約を結ばない」意向と報道される。この中で、球団設立準備委員会の明石尚武代表は「市民からの支援もある。委員会の体制を見直して準備を続けたい」とコメントした[6]
  • 2009年10月31日 - 球団の公式サイトで活動休止、及び現体制の解除を発表[7]。明石代表も同日付で辞任(球団顧問として、サポートは継続)し、「新たな体制で前進していくことを心から願っております」とコメントした。
  • 2009年11月16日 - 球団の公式ブログに、まだ詳細を報告できる段階ではないとしながらも「現在、有志によるチーム存続の動きが活発化」してきており、「準備が整い次第報告」すると発表している[8]

脚注

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  1. ^ この当時より公式ホームページにおいても「関西独立リーグへの加入」ではなく、「独立リーグへの参入」と記載されていた。
  2. ^ 公式サイト「チーム概要」より。
  3. ^ “元阪神・マイク仲田氏、関西独立Lの監督に”. サンケイスポーツ. (2009年5月14日). http://www.sanspo.com/baseball/news/090514/bsr0905141113001-n1.htm 2009年6月2日 (JST)閲覧。 
  4. ^ “大阪府吹田市に球団設立 関西独立リーグ入り視野”. 共同通信. (2009年6月8日). http://www.47news.jp/CN/200906/CN2009060801000618.html 2011年1月14日閲覧。 
  5. ^ “【関西独立リーグ】大阪セブンティーズは参加見送り”. MSN産経ニュース. (2009年8月3日). http://sankei.jp.msn.com/sports/baseball/090803/bbl0908031931002-n1.htm 2009年8月3日 (JST)閲覧。 
  6. ^ “大阪新球団、仲田監督との契約白紙”. 時事ドットコム. (2009年10月26日). http://www.jiji.com/jc/zc?k=200910/2009102600785 2009年10月26日 (JST)閲覧。 
  7. ^ “活動休止を発表 大阪吹田市の新球団”. 日経新聞. (2009年11月1日). http://sports.nikkei.co.jp/flash.aspx?n=126245 2009年11月1日 (JST)閲覧。 
  8. ^ “近況報告”. Osaka EXPO'70s お知らせブログ. (2009年11月16日). http://expo70s.exblog.jp/12333298/ 2009年11月16日 (JST)閲覧。 

関連項目

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外部リンク

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