大野智弘
大野 智弘(おおの ともひろ、1969年11月22日 - )は、日本の実業家。Kudan株式会社創業者で、同社代表取締役。
人物・来歴
編集1993年横浜国立大学経営学部卒業[1]。同年アンダーセン・コンサルティング東京事務所(現アクセンチュア)に入社し[2]、経営コンサルタントとなる[3]。2000年Andersen Consulting UKに移籍[2]。2002年イギリスのベンチャー企業・SN Systemsに入社[2][4][5]。2005年SNシステムズ代表取締役。2011年KAYAC EUROPE LIMITED(現Kudan Limited)設立、同社代表取締役就任[2]。2014年に日本法人としてKudanを設立。同社代表取締役を務め[2]、2018年に東京証券取引所マザーズに上場させ[5]、株価の上昇により2019年には約890億円を保有する資産家となった[3]。イギリスを拠点に人工知覚技術の研究開発を進めていたが、ほぼ20年ぶりに日本に居住するようになったのち、再び海外移住を考えていたが、新型コロナウイルス感染症の世界的流行のため、2020年にニセコ観光圏を形成する倶知安町の別荘地に約1万坪を購入し品川区から移住した[5][6]。
脚注
編集- ^ KUDAN MEMBERKuda
- ^ a b c d e 2021年06月25日有価証券報告書-第7期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)Kudan
- ^ a b 資産780億円は「ばかげた」金額、Kudan創業者ブルームバーグ2019年4月3日
- ^ Kudan株式会社 代表取締役CEO 大野 智弘社長名鑑
- ^ a b c <北海道 移住者たちの選択>10 拠点をニセコに 新たな会社のあり方を模索北海道新聞3/16 04:00
- ^ Kudan・大野智弘CEOに聞く 「あらゆる機器の“目”に可能性」日刊工業新聞2017/7/26 05:00