大蔵省総務局(おおくらしょうそうむきょく)は、戦前の大蔵省に置かれていた内部部局である。

概要

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1942年11月1日、従来大臣官房に置かれていた文書課、企画課、考査課(1942年1月24日設置)の3課を移す形で新設された。また、同日に廃止される理財局地方債課の機能のうち、一部が地方財務課として引き継がれる[1]1945年5月19日、廃止となる。

組織

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  • 文書課
    公文書類及び成案文書の接受・発送ならびに公文書類の編纂保存、統計報告の調整に関する事項を管掌。
  • 企画課(総務課)
    国家資金の動員及び配分に関する総合計画の設定、財政及び金融に関する総合計画の設定に関する事項を管掌。1943年11月5日に課名が総務課になるも、1945年3月17日に再び企画課となる。
  • 考査課
    行政の考査一般に関する事項を管掌。
  • 地方財務課
    道府県市町村及び公共組合の歳計・諸収入・公債に関する事項ならびに財務の監督、権災援助基金に関する事項を管掌。

総務局長

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氏名 就任年月日 後職 備考
総務局長
迫水久常 1942年11月1日 内閣参事官 文書課長併任[注 1]
松田令輔 1943年11月5日 総合計画局第一部長
山際正道 1944年11月1日 大蔵次官

脚注

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注釈

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  1. ^ 〜1942年12月31日。

出典

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