大竹里歩

神奈川県横浜市出身のバレーボール選手

大竹 里歩(おおたけ りほ、1993年12月23日 - )は、日本の女子バレーボール選手である。

大竹 里歩
Riho Ohtake
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1993-12-23) 1993年12月23日(30歳)
出身地 日本の旗 神奈川県横浜市
ラテン文字 Riho Ohtake
身長 182cm
体重 65kg
選手情報
所属 SAGA久光スプリングス
背番号 10
愛称 リホ
ポジション MB
指高 235
利き手
スパイク 306cm
ブロック 299cm
獲得メダル
グラチャン
2013 女子バレーボール
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人物

神奈川県横浜市出身。父は大竹秀之[1]。弟の大竹壱青もバレーボール選手[2]

横浜市立茅ヶ崎東小学校6年[3]の時に山下ジュニアでバレーボールを始める[4][5]

淑徳SC中から下北沢成徳高等学校に進学。3年次には主将として第64回全日本バレーボール高等学校選手権大会において優勝した東九州龍谷高等学校をあわやというところまで追い詰め、3位入賞の原動力となり優秀選手賞を獲得した[6]

2011年12月、デンソーエアリービーズに入団が決定し[7]、2012年3月のセミファイナルラウンド(東レ戦)でプレミアデビューを飾った。

2012年4月、全日本メンバーに追加登録された[8]。同年9月、第3回アジアカップ女子大会の日本代表メンバーに選出された[9]

2013年モントルーバレーマスターズに出場、同年8月のFIVBワールドグランプリにてアルジェリア戦でスタメン出場、続くトルコ戦では11得点をあげる活躍で勝利に大きく貢献した。

2014年6月、2020年夏季オリンピックの強化指定選手である「Team CORE」のメンバーに選出された[10]

2017年5月7日に第66回黒鷲旗男女選抜バレーボール大会の決勝戦の試合中に、アクシデントより膝を負傷[11]。2018年11月3日にV.LEAGUE2018-19にて試合復帰した[12]

2021年、2020-21シーズン終了をもってデンソーを退団[13][14]久光スプリングスに移籍した[15][16][17]

2022年、久光スプリングスのキャプテンに就任した[18]

エピソード

  • 鍋谷友理枝とは幼なじみで中学時代の同期でもある。父と鍋谷の父は法政二高の同期で、卒業後も家族ぐるみのつきあいをしていた。
  • 親交のあった松平康隆の直筆「負けてたまるか」の色紙がお守り代わりで、春高バレー直前に訃報に接して思いを新たにしたという[19]
  • 2023年6月に結婚。2024年5月に公表した[20]

所属チーム

球歴

個人成績

V.LEAGUEの個人成績は下記の通り(ファイナルステージ、VCup、チャレンジマッチ含む)[21]

大会 チーム 出場 アタック バックアタック アタック
決定本数
ブロック サーブ サーブレシーブ 総得点























































V1 2011-12 デンソー 4 3 1 1 0 100.0 0 0 0 - 0.33 0 - 0 0 0 0 0 - 0 0 0 - 1 0 0 1
CM 2012-13 2 6 15 5 3 33.3 0 0 0 - 0.83 0 - 18 0 2 0 6 17.2 0 0 0 - 5 0 2 7
V1 2012-13 28 45 209 86 4 41.1 0 0 0 - 1.91 14 0.31 163 2 3 13 57 11.4 5 4 0 80.0 86 14 5 105
CM 2013-14 2 6 22 11 1 50.0 0 0 0 - 1.83 6 1.00 24 0 1 2 7 10.6 1 0 0 0.0 11 6 1 18
CL 2013-14 16 47 171 83 11 48.5 1 1 0 100.0 1.77 34 0.72 154 3 6 13 54 13.8 5 5 0 100.0 83 34 9 126
CM 2014-15 2 8 55 22 4 40.0 1 0 0 0.0 2.75 6 0.75 24 0 2 0 14 21.2 4 1 0 25.0 22 6 2 30
V1 2014-15 21 77 448 168 20 37.5 3 1 0 33.3 2.18 42 0.55 215 0 4 17 62 8.7 7 3 0 42.9 168 42 4 214
CM 2015-16 2 7 37 16 0 43.2 0 0 0 - 2.29 4 0.57 26 0 2 0 7 12.9 0 0 0 - 16 4 2 22
V1 2015-16 21 80 509 179 26 35.2 4 0 0 0.0 2.24 55 0.69 166 1 3 11 75 13.3 7 6 0 85.7 179 55 4 238
CM 2016-17 2 8 61 22 4 36.1 1 0 0 0.0 2.75 3 0.38 22 0 0 3 6 6.8 2 0 0 0.0 22 3 0 25
CL 2016-17 21 57 283 135 16 47.7 1 1 0 100.0 2.37 28 0.49 187 2 10 17 75 15.4 4 4 0 100.0 135 28 12 175
V1 2018-19 13 19 46 14 2 30.4 0 0 0 - 0.74 8 0.42 45 0 0 5 11 3.3 2 1 1 75.0 14 8 0 22
V1 2019-20 1 0 0 0 0 - 0 0 0 - - 0 - 0 0 0 0 0 - 0 0 0 - 0 0 0 0
V1 2020-21 19 26 82 42 2 51.2 0 0 0 - 1.62 9 0.35 59 0 0 4 11 3.0 4 1 2 50.0 42 9 0 51
V1 2021-22 久光 33 33 100 43 5 43.0 1 0 0 0.0 1.30 15 0.45 107 1 2 5 25 7.5 15 6 3 50.0 43 15 3 61
通算:11シーズン・大会 187 422 2039 827 98 40.6 12 3 0 25.0 1.96 224 0.53 1210 9 35 90 410 10.2 56 31 6 60.7 827 224 44 1095

参考文献

  • 月刊バレーボール2012年3月号 44-46ページ(日本文化出版刊)

脚注

  1. ^ SANSPO. “大竹の父・秀之さん「成長した」/春高バレー”. 2012年3月26日閲覧。
  2. ^ SANSPO. “「全日本」DNAサク裂!東亜学園・大竹Jr.3年ぶりVだ/春高バレー”. 2014年1月23日閲覧。
  3. ^ 小5からという報道もある。(松平さんに届け!大竹娘1勝/高校バレー - 日刊スポーツ 2012年1月7日
  4. ^ スポーツ報知 2013年9月9日6面 「伝説のオリンピアン2020年への金言」
  5. ^ スポーツ報知. “19歳・大竹、リオ第一歩!父と親子五輪出場だ”. 2013年11月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年11月12日閲覧。
  6. ^ 月刊バレーボール 2012年2月号 21ページ
  7. ^ デンソー・エアリービーズ. “デンソー女子バレーボール部への新人選手の加入について”. 2012年2月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年12月19日閲覧。
  8. ^ 日本バレーボール協会. “2012ロンドンオリンピック世界最終予選 全日本女子エントリーメンバー20名発表”. 2012年4月18日閲覧。
  9. ^ 日本バレーボール協会. “第3回アジアカップ女子大会全日本メンバー”. 2012年9月5日閲覧。
  10. ^ 日本バレーボール協会. “指導方法策定、普及事業、有望選手発掘、選手強化の4つを柱とする『Project CORE』発表記者会見を開催!”. 2014年6月27日閲覧。
  11. ^ デンソーエアリービーズ(2017年6月19日)
  12. ^ twitter(矢田部ゆか)
  13. ^ 2020-21シーズン 退団選手のごあいさつ”. デンソーエアリービーズ (2021年5月13日). 2021年6月18日閲覧。
  14. ^ Yahoo!ニュース(2021年5月13日)
  15. ^ 大竹里歩選手新入団のお知らせ”. 久光スプリングス (2021年7月1日). 2021年7月1日閲覧。
  16. ^ 大竹里歩選手新入団のお知らせ”. 久光スプリングス (2021年7月1日). 2021年7月1日閲覧。
  17. ^ 久光 元デンソーの大竹里歩が入団”. バレーボールマガジン (2021年7月1日). 2021年7月1日閲覧。
  18. ^ 2022-23シーズン 新体制のお知らせ”. 久光スプリングス (2022年6月6日). 2023年6月8日閲覧。
  19. ^ msn産経ニュース. “下北沢成徳・大竹里歩 松平氏に捧げる最高のプレー”. 2013年2月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年3月26日閲覧。
  20. ^ 久光 元日本代表の大竹里歩が結婚を報告。「お互いを支え合い、2人で想いやりのある家庭を築いていけたら」 V1女子”. バレーボールマガジン. 2024年6月14日閲覧。
  21. ^ 大竹 里歩|選手別成績|Vリーグ オフィシャルサイト”. Vリーグ機構. 2022年6月11日閲覧。

外部リンク