大相撲平成23年7月場所
大相撲平成23年7月場所(おおずもうへいせい23ねん7がつばしょ)は、2011年(平成23年)7月10日から7月24日まで愛知県体育館で開催された大相撲本場所。
場所前の話題など
編集大関・魁皇が千代の富士のもつ歴代1位の1045勝まであと1つと迫った歴代通算勝ち星記録を達成できるかがこの場所の大きな焦点となった。
番付・星取表
編集東 | 成績 | 結果 | 番付 | 西 | 成績 | 結果 |
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白鵬 | 12勝3敗 | 横綱 | ||||
把瑠都 | 11勝4敗 | 大関 | 日馬富士 | 14勝1敗 | 優勝 | |
魁皇 | 3勝8敗 | 引退 | 大関 | 琴欧洲 | 9勝6敗 | |
琴奨菊 | 11勝4敗 | 殊勲賞 | 関脇 | 稀勢の里 | 10勝5敗 | |
関脇 | 鶴竜 | 10勝5敗 | ||||
豪栄道 | 5勝10敗 | 小結 | 栃ノ心 | 6勝9敗 | ||
土佐豊 | 0勝4敗11休 | 前頭1 | 嘉風 | 7勝8敗 | ||
旭天鵬 | 2勝13敗 | 前頭2 | 豊ノ島 | 9勝6敗 | ||
若荒雄 | 5勝10敗 | 前頭3 | 安美錦 | 2勝13敗 | ||
隠岐の海 | 8勝7敗 | 前頭4 | 豪風 | 8勝7敗 | ||
魁聖 | 6勝9敗 | 前頭5 | 若の里 | 9勝6敗 | ||
玉鷲 | 5勝10敗 | 前頭6 | 阿覧 | 10勝5敗 | ||
時天空 | 8勝7敗 | 前頭7 | 臥牙丸 | 5勝10敗 | ||
栃煌山 | 10勝5敗 | 前頭8 | 雅山 | 8勝7敗 | ||
豊真将 | 11勝4敗 | 敢闘賞 | 前頭9 | 朝赤龍 | 6勝9敗 | |
北大樹 | 7勝8敗 | 前頭10 | 宝富士 | 4勝11敗 | ||
髙安 | 9勝6敗 | 前頭11 | 栃乃若 | 8勝7敗 | ||
大道 | 6勝9敗 | 前頭12 | 豊響 | 8勝7敗 | ||
磋牙司 | 8勝7敗 | 前頭13 | 翔天狼 | 7勝8敗 | ||
高見盛 | 3勝12敗 | 前頭14 | 栃乃洋 | 6勝9敗 | ||
富士東 | 10勝5敗 | 前頭15 | 木村山 | 7勝8敗 |
優勝争い
編集横綱・白鵬はいつものように初日から連勝し、大関・日馬富士も同じく初日から連勝した。大関昇進を目指す関脇・琴奨菊は初日に豊ノ島に敗れたものの中日までに1敗を守った。中日の時点で白鵬と日馬富士の2人が全勝で把瑠都と琴奨菊と豊真将と新入幕の髙安と同じく新入幕の富士東が1敗で追いかける展開となった。
10日目の時点で白鵬と日馬富士の全勝同士の争いとなったが11日目に白鵬が琴奨菊に敗れて全勝は日馬富士ただ1人となった。その後も日馬富士は白星を積み重ねていき14日目には白鵬との対戦を迎えた。日馬富士が白鵬に勝てば千秋楽を待たずに日馬富士の幕内優勝が決まるという日馬富士にとっては大事な取り組みであった。結果、日馬富士が白鵬を寄り切りで下し、14日目に2回目の幕内優勝が決まった。千秋楽は稀勢の里に敗れて惜しくも全勝優勝こそはならなかったが14勝1敗で2度目の幕内優勝を果たした。優勝次点は白鵬の12勝3敗であった。三賞では殊勲賞は琴奨菊に、敢闘賞は豊真将にそれぞれ贈られた。技能賞は該当者がいなかった。
各段優勝・三賞
編集トピック
編集脚注
編集- ^ “大相撲の優勝力士に贈られる「巨大マカロン」の正体”. ウィズニュース (2014年10月9日). 2015年4月26日閲覧。
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