大江山村
日本の新潟県中蒲原郡にあった村
大江山村(おおえやまむら)は、かつて新潟県中蒲原郡にあった村。1957年5月3日の新潟市への編入合併によって消滅し、現在は旧村域の大部分が新潟市江南区、北部の一部が東区、阿賀野川右岸側の飛地が北区となっている。
おおえやまむら 大江山村 | |
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廃止日 | 1957年5月3日 |
廃止理由 |
編入合併 大江山村 → 新潟市 |
現在の自治体 | 新潟市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 |
中部地方、北陸地方 甲信越地方 |
都道府県 | 新潟県 |
郡 | 中蒲原郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
面積 | 14.49 km2 |
総人口 |
6,985人 (国勢調査、1955年10月1日) |
隣接自治体 | 亀田町、横越村、北蒲原郡豊栄町、新潟市 |
大江山村役場 | |
所在地 | 新潟県中蒲原郡大江山村大字大淵[1] |
座標 | 北緯37度53分24秒 東経139度08分38秒 / 北緯37.89008度 東経139.14397度座標: 北緯37度53分24秒 東経139度08分38秒 / 北緯37.89008度 東経139.14397度 |
ウィキプロジェクト |
以下の記述は合併直前当時の旧大江山村に関しての記述であり、現在では名称等が異なる場合がある。なお、ここに記述されていない内容に関しては新潟市などの記事を参照。
概要
編集1901年に合併した際、「大淵」「江口」「山通」「山岡」の4村の頭を取って「大江山」とした。1957年に新潟市へ編入され、合併後は石山地区の管轄下となった。2007年4月1日、同市の政令市移行に伴い、大江山地区は江南区の区域となった。
歴史
編集茗荷谷新田 | 茗荷谷新田、江崎新田 |
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西山新田 | 西山新田、金鉢山新田 |
山岡村 | 笹山村、蔵岡村、松山村、直り山村、細山村 |
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山通村 | 北山新田、丸山新田、茗荷谷新田、西山新田 |
大淵村 | 大淵村、西野新田 |
※江口村は合併せず独立
地名について
編集1889年に町村制が施行される前の村名・新田名は、現在も地名として残存している(ただし「新田」は省かれている)。
また山通の中央部にある丸山ノ内善之丞組(まるやまのうちぜんのじょうぐみ)は、13市町村編入合併(2005年3月21日)前の旧市域では最も長い地名であった。
学校
編集小学校
編集- 大江山村立丸山小学校(現・新潟市立丸山小学校)
- 大江山村立大淵小学校(現・新潟市立大淵小学校)
中学校
編集- 大江山村立大江山中学校(現・新潟市立大江山中学校)
脚注
編集注釈
出典
参考文献
編集- 角川日本地名大辞典 編纂委員会『角川日本地名大辞典 15 新潟県』(株)角川書店、1989年10月8日。ISBN 4-04-001150-3。