大森美優

日本のアイドル、AKB48の元メンバー

大森 美優(おおもり みゆう、1998年平成10年〉9月3日 - )は、日本アイドルであり、女性アイドルグループ・AKB48の元メンバーである。神奈川県出身。父は元プロ野球選手の大森剛[3]

おおもり みゆう
大森 美優
プロフィール
愛称 みゆぽん
生年月日 1998年9月3日
現年齢 26歳
出身地 日本の旗 日本神奈川県
血液型 B型
公称サイズ(2018年[1]時点)
身長 162 cm
活動
デビュー 2011年
活動期間 2011年 -
著名な家族 大森剛
備考 AKB48 元メンバー
(元12期研究生→チームB→チーム4)
主な出演作 『カーテンコール』[2]
アイドル: テンプレート - カテゴリ

略歴

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2011年
2013年
  • 4月28日、日本武道館で行われた『AKB48グループ臨時総会 〜白黒つけようじゃないか!〜』においてチームBへの昇格が発表される[5]
2014年
  • 2月24日、Zepp DiverCityで開催された『AKB48グループ大組閣祭り』において、チーム4への異動が発表される[6]
2015年
2016年
2017年
2018年
2019年
  • 11月16日より公開の『カーテンコール』にて映画初出演[注 1]。AKB48チームKの茂木忍とW主演を務めた[2][10]
2020年
  • 11月29日、AKB48劇場で開催された「2020 AKB48新ユニット!新体感ライブCONNECT祭り♪」振替公演[注 2]eスポーツ応援ユニット「GRATS」として出演し、新ユニット振替公演のトリを飾った[11][12]
2021年
  • 7月1日、機能性発声障害の治療のため、一部の活動を制限することを発表[13]。11月5日、約4か月ぶりに劇場公演に出演し[14]、以降通常通り活動している。
2023年
  • 5月26日、AKB48劇場で開催されたチーム4「サムネイル」公演において、AKB48から卒業することを発表[15]
  • 8月21日、AKB48劇場で行われた卒業公演をもってAKB48を卒業した[16]

人物

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父は主に読売ジャイアンツ一塁手として活躍し、引退後は巨人育成部ディレクターや国際部課長を務めた元プロ野球選手の大森剛[17]。 選手時代の父を直接見たことはないが、YouTubeで当時の映像を見ることはあるという[18]。将来の夢・目標の一つは野球関係の仕事[19]

名前の由来は、ポケットモンスターミュウ[20]

チャームポイントは茶色い瞳[21]

個性的な絵を描くことがモバイルメールやSHOWROOMを通じてファンに知られるようになった[22]。2016年7月より、インターネット放送局・WALLOPで配信されている生配信番組『アイドルピカソ』にてアシスタントMCを務め[23]、ゲストとともに毎月作品を披露していた。ちなみに、「絵は瞬間芸」であると語っており[24]、作品の制作に数日かけるゲストもいる中、大森は基本的に数十秒から数分で完成させる[25]

舞台作品への出演では、なぜか死ぬ役が多い[26]

公式ニックネームは「みゆぽん」[27]。ファンや親しいメンバーからは「ぽんちゃん」と呼ばれることも多い(後輩メンバーからは「ぽんさん」)。キャッチフレーズは「デコぽん、すっぽん、思いっきり・・・ みゆぽん!」[27]

グループ内では、歌唱力に定評があり[28]、AKB48の通算4作目のアルバム「1830m」(2012年8月15日発売)の通常盤および劇場盤のDISC1には大森のソロ歌唱による「ロマンスかくれんぼ」が収録されている。また、『AKB48グループリクエストアワー セットリストベスト100 2016』などのコンサートにおいても、同曲をソロで歌唱している[29]

ファンからはよく言われる言葉は「観葉植物みたい」「空気がきれい」「生きててくれてありがとう」[18]

AKB48での参加楽曲

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シングル選抜楽曲

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アルバム選抜楽曲

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  • 1830m』に収録
    • ロマンスかくれんぼ - ソロ楽曲
    • さくらんぼと孤独 - 「研究生」名義
    • 青空よ 寂しくないか? - 「AKB48+SKE48+NMB48+HKT48」名義
  • 次の足跡』に収録
    • 悲しき近距離恋愛 - 「Team B」名義
  • ここがロドスだ、ここで跳べ!』に収録
    • 涙は後回し - 「Team 4」名義
  • 0と1の間』に収録
    • 泣き言タイム - 「Team 4」名義

劇場公演ユニット曲

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チームBウェイティング公演

  • 抱きしめられたら
  • ごめんね、ジュエル

峯岸チーム4「アイドルの夜明け」公演

  • アイドルの夜明け(楽器:バスドラム、フルート担当)
  • 口移しのチョコレート
  • 片想いの対角線
  • 愛しきナターシャ

横山チームK「RESET」公演

  • 奇跡は間に合わない
  • 逆転王子様

春風亭小朝「イヴはアダムの肋骨」公演

  • 雨のピアニスト
  • 君だけにchu!chu!chu!

田原総一朗「ド~なる?!ド~する?!AKB48」公演

  • Bird

高橋朱里チーム4「夢を死なせるわけにいかない」公演

  • Confession

「僕の太陽」リバイバル公演

  • 向日葵

チームA 7th Stage「M.T.に捧ぐ」

  • 制服ビキニ
  • She's gone

小嶋陽菜「好感度爆上げ」公演

  • 背中から抱きしめて

外山大輔「ミネルヴァよ、風を起こせ」公演

  • コップの中の木漏れ日
  • おしべとめしべと夜の蝶々

「サムネイル」公演

  • すべては途中経過
  • ひび割れた鏡

村山チーム4「手をつなぎながら」公演

  • この胸のバーコード
  • 雨のピアニスト[注 3]

出演

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テレビドラマ

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舞台

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朗読劇

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映画

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  • カーテンコール〜curtain call〜(2019年11月16日、ミカタ・エンタテインメント) - 主演・蘭 役(茂木忍とのW主演)[2][47]

ネット配信

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  • アイドルピカソ(2016年7月28日 - 2020年9月24日、WALLOP) - アシスタントMC(月1回配信)[48]
  • F.Chan TV(2016年8月3日、Football Channel) - MC[注 4][49]

書籍

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新聞連載

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脚注

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注釈

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  1. ^ AKB48ドキュメンタリー映画での出演を除く。
  2. ^ 2020年2月に開催予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けてイベント自粛要請がなされたため延期となっていた。
  3. ^ 2020年11月より開始された8人体制の公演で披露。
  4. ^ 舞台出演中であった小嶋真子に代わって、MCとして出演。
  5. ^ 覆面作家として連載していたが、AKB48グループ新聞 2019年5月号にて作者として明かされた。

出典

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  1. ^ 講談社 MOOK『AKB48総選挙公式ガイドブック2018』121頁
  2. ^ a b c AKB48茂木忍&大森美優、注目は「“幽霊部員”の遺影」 W主演映画撮了」『マイナビニュース』マイナビ、2019年5月28日。2020年8月9日閲覧。
  3. ^ a b 【第7回AKB総選挙】元巨人大森剛氏の娘・大森美優が初ランクイン”. ORICON NEWS. oriconn ME (2015年6月6日). 2020年8月10日閲覧。
  4. ^ AKB48劇場10周年企画【年表】2011年(モバイルのみ)”. AKB48公式サイト. 2020年8月9日閲覧。
  5. ^ Inc, Natasha. “AKB48、夏に5大ドーム公演決定&新たなグループ兼任発表”. 音楽ナタリー. 2020年8月9日閲覧。
  6. ^ Inc, Natasha. ““交換留学生”含むAKBグループ大組閣、メンバーに衝撃”. 音楽ナタリー. 2020年8月9日閲覧。
  7. ^ “AKB48大森美優・小笠原茉由・向井地美音、「新松山おもてなし大使」に選抜”. ORICON ME. https://deview.co.jp/News?am_article_id=2068178 2020年8月9日閲覧。 
  8. ^ 舞台特設サイト”. 劇団シアターザロケッツ. 2020年8月9日閲覧。
  9. ^ “AKB48、多くの若手メンバーが一斉にTwitterスタート”. ドワンゴジェイピーnews (ドワンゴ). (2016年7月5日). https://web.archive.org/web/20200926092930/https://news.dwango.jp/idol/16859-1607 2023年4月8日閲覧。 
  10. ^ カーテンコール : 作品情報”. 映画.com. 2020年8月9日閲覧。
  11. ^ “【ライブレポート】A柏木由紀が参加する新ユニットKB48「GRATS(グラッツ)」ライブもゲームも真剣勝負!”. WWSchannel. (2020年11月30日). https://www.wws-channel.com/girls2/239006.html 2023年4月8日閲覧。 
  12. ^ AKB48『GRATS』ライブもゲームも真剣勝負!圧巻の「47街」も披露:大森美優・柏木由紀・佐々木優佳里・馬嘉伶・武藤十夢・吉川七瀬”. okmusic.jp. 2021年1月21日閲覧。
  13. ^ はじめまして&今後について|大森美優(AKB48)|note”. note(ノート). 2021年7月2日閲覧。
  14. ^ https://twitter.com/omorimyu_pon/status/1456592579697393673”. Twitter. 2022年1月16日閲覧。
  15. ^ "大森美優 卒業に関してのご報告". AKB48オフィシャルブログ. 2023年5月26日. 2023年5月26日閲覧
  16. ^ "大森美優 卒業公演の日程と各種サービスの終了について". AKB48オフィシャルブログ. 2023年7月20日. 2023年7月20日閲覧
  17. ^ “元巨人・大森氏の娘、美優が67位で初ランクイン「快進撃起こす」”. サンスポ.com (産経デジタル). (2015年6月7日). https://www.sanspo.com/article/20150607-7H6PYY2LNZNWPF3BPQJCPYZZII/ 2023年4月8日閲覧。 
  18. ^ a b 何もしてあげられていない… AKB48・大森美優さん:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2020年8月10日閲覧。
  19. ^ AKB48グループプロフィール名鑑2018. 宝島社 
  20. ^ AKB48メンバーの、名前の由来が安易すぎ!?「ポケモンが流行っていたから“ミユウ”」”. ニッポン放送 NEWS ONLINE. 2020年8月9日閲覧。
  21. ^ OVERTURE No.008, p85. 徳間書店 
  22. ^ AKB48・大森美優さんイチオシの癒やし系アプリ=後編=”. STANDBY. 2020年8月10日閲覧。
  23. ^ https://twitter.com/omorimyu_pon/status/809754867388518400”. Twitter. 2020年8月10日閲覧。
  24. ^ GAHAKU中編 / AKB48[公式]”. www.youtube.com. 2020年8月9日閲覧。
  25. ^ (日本語) アイドルピカソ #21(2018/12/22 放送回), https://www.youtube.com/watch?v=OHNpwrvRTaE 2020年8月10日閲覧。 
  26. ^ 大森美優(AKB48)インタビュー”. ILLUMINUS (2018年6月26日). 2020年8月10日閲覧。
  27. ^ a b 大森美優 - AKB48 Mobile(モバイルサイト)”. 2020年8月10日閲覧。
  28. ^ AKB48総選挙公式ガイドブック2015, p106. 講談社 
  29. ^ AKB48公式サイト|AKB48単独/グループ「リクエストアワー セットリストベスト100 2016」”. AKB48公式サイト|AKB48単独/グループ「リクエストアワー セットリストベスト100 2016」. 2020年8月10日閲覧。
  30. ^ ドラマ『AKB48の歌』”. ひかりTV. 2022年7月3日閲覧。
  31. ^ シアターザロケッツ”. www.facebook.com. 2020年8月10日閲覧。
  32. ^ ミュージックシアター「Express」”. Peatix. 2020年8月9日閲覧。
  33. ^ STAGE | 劇団TEAM-ODAC”. 劇団TEAM-ODAC 公式サイト. team-ODAC. 2020年8月9日閲覧。
  34. ^ Inc, Natasha「“RPG風アクションファンタジー”「勇者セイヤンの物語(真)」に佐川大樹、橋本真一ら」『ステージナタリー』ナターシャ。2020年8月9日閲覧。
  35. ^ “AKB48岡田奈々ら「ロミオ&ジュリエット」熱演 HKT48神志那結衣のロミオにうっとり「好きになりました」<劇団れなっち>”. モデルプレス (ネットネイティブ). https://mdpr.jp/news/detail/1765293 2020年8月9日閲覧。 
  36. ^ ミュージックシアター「Express」 | CoRich舞台芸術!”. CoRich舞台芸術!. 2020年8月9日閲覧。
  37. ^ カーテンコール |ローチケローソンチケット |”. 2020年8月9日閲覧。
  38. ^ “劇団シアターザロケッツ第八回舞台公演『両家顔合わせ~本日晴天、替え玉日和~』 | 公演情報 |”. Deview-デビュー (ORICON ME). https://deview.co.jp/X_performanceinformation_00020 2020年8月10日閲覧。 
  39. ^ “シアターザロケッツ「恋はカットがかかるまで」に八島諒・大森美優”. ステージナタリー (ナターシャ). (2022年2月4日). https://natalie.mu/stage/news/464383 2023年2月17日閲覧。 
  40. ^ ホーム | 恋はカットがかかるまで”. 2022年2月4日閲覧。
  41. ^ “八島諒が映画撮影中に“奇跡”を起こすしがないカフェ店員に!劇団シアターザロケッツ 第13回舞台公演『恋はカットがかかるまで』が開幕、ゲネプロ写真をお届け!3/21まで上演”. スマートボーイズ. (2022年3月17日). https://sumabo.jp/146837 2023年4月8日閲覧。 
  42. ^ TOP | エスパーの卒業式”. 2022年10月19日閲覧。
  43. ^ 舞台はエジプト!舞台「イリス・ノワール」第3弾「魔鏡のクリス」に河内美里ら”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年11月15日). 2024年11月16日閲覧。
  44. ^ チュート福田主演&ムートン伊藤脚本の朗読劇、2700八十島作品も」『お笑いナタリー』ナターシャ。2020年8月10日閲覧。
  45. ^ NEWS”. 劇団TEAM-ODAC 公式サイト. 2020年8月10日閲覧。
  46. ^ “AKB48グループの朗読劇に峯岸みなみ、宮崎美穂ら総勢85名 今年はNGT48も”. GirlsNews (レゾリューション). (2016年9月19日). https://girlsnews.tv/unit/278026 2023年4月8日閲覧。 
  47. ^ 映画「カーテンコール」撮了!AKB48・茂木忍&大森美優のコメント到着”. TV LIFE web. ワン・パブリッシング (2019年5月28日). 2023年4月8日閲覧。
  48. ^ アイドルピカソ”. 2020年8月10日閲覧。
  49. ^ 海老沢純一 (2016年8月3日). ““ヒザ神”降臨!フルポン村上 衝撃の神ワザ連発!? MC:AKB大森美優【FChan TV#16】Jリーグをはじめ、世界中のサッカー情報をAKB48の大森美優とともにお届けする『FChan TV』”. FOOTBALL CHANNEL. カンゼン. 2023年4月8日閲覧。

外部リンク

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