大悟庵
大悟庵(だいごあん)は、静岡県富士宮市星山にある曹洞宗の寺院。
大悟庵 | |
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本堂 | |
所在地 | 静岡県富士宮市星山9 |
位置 | 北緯35度12分9.8秒 東経138度36分40.8秒 / 北緯35.202722度 東経138.611333度 |
山号 | 明星山 |
宗派 | 曹洞宗 |
本尊 | 十一面観音(画像) |
法人番号 | 2080105003392 |
歴史
編集前身は、明星山に位置する福興寺と号する真言宗の寺院であった。今川氏と武田氏との戦乱の最中に伽藍を全焼したため、元亀2年(1571年)に星山[注釈 1]に再建されたという。この際に寺号を大悟庵とし、曹洞宗へと改められたとされる[1]。
天正18年(1590年)に豊臣秀吉が徳川家康を関東へ移封すると、駿河国は豊臣領となった。秀吉は同年12月に大悟庵の寺領安堵等を行い、庇護している[2]。
本尊の十一面観音の大画像は[3]、毎年3月の第3日曜日に開帳される。同寺の縁起には本尊の由来等が説かれており、空海と関連付けたものとなっている[1]。
「富士横道観音霊場」「駿河一国27番札所」「駿河伊豆両国横道20番札所」でもある[4]。
脚注
編集注釈
編集- ^ 大字。富士宮市星山
出典
編集参考文献
編集- 駿河古文書会『続 駿河の古文書』羽衣出版、1999年。ISBN 4-938138-26-3。
- 『略縁起集成第2巻』勉誠社、1996年。ISBN 978-4-585-10009-6。