大庭美夏
日本の将棋棋士
大庭 美夏(おおば みか、1969年8月1日 - )は、日本女子プロ将棋協会(LPSA)所属の女流棋士。新団体( = LPSA)の立ち上げに専念するとして、2006年12月に現役を引退。静岡県沼津市出身。千葉大学教育学部卒業。佐瀬勇次名誉九段門下。LPSA番号15(日本将棋連盟所属時の女流棋士番号は44)。
大庭美夏 女流初段 | |
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名前 | 大庭美夏 |
生年月日 | 1969年8月1日(55歳) |
プロ入り年月日 | 1998年4月1日(28歳) |
引退年月日 | 2006年12月31日(37歳) |
LPSA番号 | 15 |
出身地 | 静岡県沼津市 |
所属 | 日本女子プロ将棋協会 |
師匠 | 佐瀬勇次名誉九段 |
段位 | 女流初段 |
プロフィール | LPSA所属女流棋士 |
2019年9月28日現在 |
経歴
編集- 妹の大庭美樹、娘の礒谷真帆も女流棋士である。
- 中井広恵とは同い年で同門。小学生時代には林葉直子と3人で将棋イベントに出たりした[1]。
- 1984年の創設と同時に女流育成会に入会し、史上最長の14年間在籍した[2]。
- 育成会時代からNHK将棋講座に出演、塚田泰明、淡路仁茂、中原誠、浦野真彦らのアシスタントを務めた[3]。
- 育成会時代は先にプロになった妹・美樹と立場の違いや誤解などで仲は良くなかったが、プロ入り後は互いの立場や気持ちが分かるようになり、仲も良くなっていった[3]。
- 1998年4月、「2期連続の次点でかつ2期の通算成績が勝率 0.750以上である」ため、規定により理事会の承認で女流棋士2級に昇級[4]
- 2006年12月、女流棋士新団体の事務局の仕事に専念するため、現役を8年で引退[6]。
- 2007年、日本女子プロ将棋協会(LPSA)に移籍。移籍後のLPSAでは2014年2月まで理事を務めた。
昇段履歴
編集脚注
編集- ^ 「いっつ日記」、2008年2月27日分。
- ^ 別冊宝島440『将棋これも一局読本』(宝島社、1999年)pp.201
- ^ a b 「Positive de Go!」2007年9月21日配信分より
- ^ a b “女流育成会 平成9年度後期女流育成会 Aクラス”. 日本将棋連盟. 1998年7月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月16日閲覧。
- ^ “女流育成会 平成9年度前期女流育成会 Aクラス”. 日本将棋連盟. 1998年2月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月16日閲覧。
- ^ a b 「大庭美夏2級引退のお知らせ」『女流棋士会HPスタッフブログ』2006年12月28日。2007年2月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。
- ^ 『近代将棋 1998年5月号』102-103頁。 - 国立国会図書館デジタルコレクション収蔵
- ^ 「【お知らせ】(日本将棋連盟)」『日本将棋連盟』。2006年12月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。
- ^ 「2007年4月1日付昇段・昇級者」『日本将棋連盟』。2007年5月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。
- ^ 「大庭美夏女流1級が女流初段に昇段」『LPSA 日本女子プロ将棋協会』2016年4月6日。
関連項目
編集外部サイト
編集- 日本女子プロ将棋協会
- いっつ日記(ブログ)
- いっつ (@itsshogitime) - X(旧Twitter)
- いそたにおおば (@M3garden) - X(旧Twitter)